『スマホが学力を破壊する』川島隆太(集英社新書)799円

 著者が所長を務める東北大加齢医学研究所と、仙台市教育委員会が行った中学生らへの調査を基にスマートフォンが学力に及ぼす影響を解説。使用するアプリが多いほど学力が低いなどの実態を示し、使いすぎに警告を鳴らす。
 新書判、216ページ

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中学生 読解力に難

 2017年9月23日 朝刊の朝刊より、「中学生 読解力に難」の引用。
 「コミュニケーション能力」が重視されて、「話すこと」にばかり指導していませんか?その結果、「読む力」が劣ってしまっていませんか???

国立研究所 新聞など題材、調査
 短い文章から事実を正しく理解する「基礎的読解力」について、国立情報学研究所の新井紀子教授や名古屋大学などのグループが、全国の小中高校生や大学生、社会人らを調べたところ、多くの中学生の読解力に問題があることが分かった。中学卒業までの読解力が将来に影響するという。
 調査では、中学や高校の教科書や、東京新聞などに掲載された記事など数百の題材をもとに問題を作り、コンピューターで無作為に出題した。
 三十分間でできるだけ多く解いてもらい、内容を正しく把握できているかを調べた。昨年から今年にかけて、全国の約二万四千人に実施した。問題はすべて選択式で、文章の意味が分かれば、知識がなくても解ける。
 その結果、中学三年生の約15%は、主語が分からないなど、文章理解の第一段階もできていなかった。約半数が、推論や二つの文章の異同などを十分に理解していなかった。
 また、基礎的読解力は中学では学年が上がるにつれて緩やかに上昇するが、高校では上昇しなかった。高校の教科書が理解できず、力が伸びていない可能性があるという。基礎的読解力と進学できる高校の偏差値との間には、強い相関があった。
 新井教授は「基礎的な読みができていないと、運転免許など資格の筆記試験にも困難を伴うと予想される。中学卒業までに中学の教科書を読めるようにしなくてはならない」と話した。
 グループは今後も調査を継続し、基礎的読解力に困難を抱える子どもの早期発見や支援策の検討に役立てる。分かりやすい教科書作りなども提言していく。 (小椋由紀子、吉田薫)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201709/CK2017092302000119.html

脳トレで頭スッキリ 川島隆太「空間的な情報処理力を鍛える」

 2017年8月9日の朝刊「脳トレで頭スッキリ 川島隆太」より、「やってみよう」の引用。
 空間認知能力を鍛えることは、いろいろな面で必要なんです!さて、いろいろな面とは・・・?

 空間的な情報処理力を鍛えるトレーニングです。認知心理学ではメンタルローテーションと呼ばれている課題です。
 2組の図形があります。左の図形を頭の中で回転させて、右と同じになるかどうかを、○か×のいずれかで答えてください。よく似たものでも、鏡に映ったように図形が裏返っている場合には×と答えてください。

学力に差が出る?スマホ

 2017年8月9日の朝刊の「生活欄」より、引用。
学力に差がでる?スマホ
 テレビと同時に、私たちの生活に欠かせないもので、かつ脳に強い悪影響を与えるものがあります。それはスマートフォンです。
 電車の中で多くの人がひたすらスマホをいじっている、喫茶店のカップルが相手ではなく自分のスマホを見ている。こうした世の中に、「なんだかなあ」と思ってはいましたが、私の中では、それ以上でもそれ以下でもありませんでした。しかし、仙台市に住む7万人の子どもたちを調べて、見過ごせない、恐ろしい事実が浮びあがりました。普段学校でしか勉強をしない(自宅での勉強習慣がない)子どもたちで、スマホを使わない群と、スマホを使う群を比較してみたところ、学力に大きな差があったのです。
 どちらの群も、自宅で勉強習慣がありませんから、スマホの使いすぎで、家で勉強しないから成績が低いわけではありません。また、睡眠時間が短いと学力が低くなることも有名ですが、睡眠時間にも差がありませんでした。さらに翌年度に追跡調査をすると、スマホを使い始めた子どもたちの成績は急降下、逆にスマホを使うのをやめた子どもたちの成績は徐々にあがることがわかりました。
*川島隆太(東北大加齢医学研究所所長)

眠らなくても記憶力アップ 理研、マウスで実験

 2016年5月27日の朝刊に「眠らなくても記憶力アップ?」という記事が出ていた。
理研、マウス実験で確認
 睡眠不足が続くと物事を覚えにくくなるが、脳に刺激を与えれば眠らなくても記憶力が上がることをマウスの実験で見つけたと、理化学研究所などのチームが26日付の米科学誌サイエンス電子版に発表した。
 記憶の定着には睡眠が必要とする定説を覆す可能性があるという。理研の村山正宜チームリーダー(生命科学)は「将来的に受験勉強に応用できるかもしれないが、心と体の健康には、きちんとした睡眠が重要だ」と話している。
 学習した後に眠ると物事をしっかり覚えることが知られている。チームは脳で記憶や行動にかかわる部位につながる特定の神経回路に着目。マウスの記憶力を調べる実験で、マウスがいったん学習した直後の寝入りばなにこの回路が働き、記憶を定着させていることを発見した。
 遺伝子を操作し、脳に光を当てると回路が動くマウスを作製。かごをゆさぶり寝入りを邪魔しても、光の刺激を与えると記憶が形成されていた。睡眠を取った通常のマウスより記憶が長持ちしたという。
 村山氏によると、人の脳にも同様の回路がある。「睡眠障害が原因で記憶力が低下する患者の治療法開発につながる可能性がある」と期待している。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016052701001074.html
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