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『なぜ僕らは働くのか』池上彰(学研プラス)1,500円


 ”働く”とは?”生きる”とは?あなたは子どもたちに伝えることができますか?働くうえで考えるべき様々なテーマを、マンガと図解で多角的に伝えます。これから社会に出る若者たちや、仕事に向き合い悩む大人たちが、明るい希望を持てるように、そんな想いが込もった一冊です。
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こんな校則 いまだに!?

 2019年12月11日のニュースに「こんな校則 いまだに!?」という記事を見つけた。
 でも、変な規則って学校だけじゃなくて、会社にもあると思うな。「作業の安全」のための、「全員、安全靴を着用」「フォークリフトでは、ヘルメット着用」などの決まりは分かります。(「安全第一」って、アメリカの「Saftey First」の日本語訳なんだろうな。)
 しかし、下級労働者の「作業着の下は白いTシャツ」だけ」って何のため???寒いよ!!!・・・上級労働者は好きなものを着ているよ???「「上に羽織る防寒具は黒」ってどうして???「腰にウエストポーチを付けてはいけない」って、財布や免許証などの自分の物はどこに置いたら???上級労働者はロッカーがあるんだろうけど、下級労働者はロッカーなんて割り当てられていないんだよ!!!
 「QC」とか「TQC」とか、何十年前のことがまかり通っているんじゃないのか???
研究会が見直し要請
 性的少数者や支援者らでつくる浜松トランスジェンダー研究会は10日、浜松市内の全市立中学校48校の校則を調査した結果を公表した。「下着の色は白」など時代にそぐわず、合理的でないと見られるものが多数あったとして、研究会は「下着の色指定は人権侵害では。何のためのルールなのか」などと校則の見直しを求めた。
下着は白 マフラー×
 研究会の鈴木げん代表(45)とメンバーの鈴木恵市議(57)が市役所で会見して発表した。調査結果によると、靴下の色を指定する中学校が44校、下着の色を白などに規定するのは10校あった。「かばんにキーホルダーなどを付けない」が18校、黙って働く「黙働清掃」が11校あり、鈴木市議は「息苦しく、軍隊のようなルール。画一化を強いている」と批判した。
 「扇子やうちわを使用させない」「マフラーの使用不可」が2校、「耳当て禁止」も1校と暑さや寒さ対策を制限する規定もみられた一方、校則の改定手続きを記載した学校はなかった。
 調査は、校則について性的少数者の当事者や保護者の相談を受け、7月から実施。情報公開請求などで全校分を集めた。調査結果を報告書にまとめ、年明けにも市教委に提出する。
 鈴木代表は、校則に性的少数者への配慮がみられず、制服や頭髪も男女別に細かく規定されているとして「心も体も変化する不安定な時期に、男女に厳密に分ける必要があるのか疑問」と指摘。髪形について「性別でなく、清潔で動きやすいと統一する」ことを提案した。
 市教委の担当者は取材に、不合理に見える校則にも当初は理由があったと強調。2校で使えないマフラーも、過去に車輪に絡まって事故が起きたことがあるとして「守れというだけでなく、きちんと理由も説明していきたい」と話した。
浜松市立中学校で不合理とみられる主な校則
 靴下の色を指定 44校
 ポニーテール禁止など頭髪の男女別規定 30校
 カバンにキーホルダーなどを付けない 18校
 坑内清掃で私語を禁じた「黙働清掃」 11校
 下着の色を「白」などに規定 10校
 マフラー使用不可 2校
※浜松トランスジェンダー研究家調べ

なくそう!クラッシャー上司 パワハラ防止へ法整備

 2019年4月8日の朝刊より、「なくそう!クラッシャー上司 パワハラ防止へ法整備」の引用!

 仕事を通して部下の心と体を痛めつけ、時として命をも奪う。過去にも紹介した、そんな「クラッシャー上司」をなくせ-。働き方改革の一環として、政府は職場でのパワーハラスメント(パワハラ)防止に取り組むことを企業に義務付ける法整備に着手した。一方で、パワハラの手段がより巧妙化し、法の規制を逃れる上司も出てくるのではないかと識者は警告する。
 政府は先月八日、職場などでのパワハラを禁じる労働施策総合推進法の改正案を閣議決定し、衆院に提出した。パワハラを(1)上司と部下などの優越的な関係を背景に(2)業務の適正な範囲を超え(3)労働者に身体・精神的苦痛を与えるなど就業環境を害すること-と定義。大企業で二〇二〇年度、中小企業で二二年度からの対策義務化を目指す。
 パワハラを初めて定義したことに加え、「業務上の指導との線引きが難しい」という企業側の声を受け、今後つくる指針では具体例を明示。相談窓口の設置といった取り組むべき対策も定める。対策を取らない場合は厚生労働省が改善を求めるとしており、これまでパワハラ対策が企業側に任されていたことからすると一定の前進だ。
 だが、「クラッシャー上司によるパワハラは、表面化しにくいという特徴がある」と言うのは、「クラッシャー上司」の名付け親の一人、筑波大医学医療系産業精神医学・宇宙医学グループの松崎一葉教授(59)。二年前に出した著書「クラッシャー上司」(PHP新書)で、この言葉が広まるきっかけをつくった。
 クラッシャー上司をおさらいすると「部下を精神的につぶしながら、出世する人」のこと。仕事はできるが「参っている部下の気持ちが分からない、共感できない」のが特徴で、「自分のやっていることは正しい」と確信している。業績はトップクラスなので、仮に社が問題に気付いても処分できないでいた。
 パワハラの事実を明らかにするには、部下が自分の受けた被害を訴えることが欠かせない。ここで厄介なのは、上司の言っている中身自体は理にかなっている点だ。「部下が『間違っているのは未熟な自分』と思えば終わり。クラッシャー上司は法制化を受け、部下と食事をともにするなど優しげなそぶりを見せて、パワハラが表に出ないよう、よりうまく振る舞うようになるだろう」と指摘する。
 産業医でもある松崎さんは、パワハラを働いた上司と面談する機会が多い。彼らが「自分は正しい」と強く思うようになった背景には、「時代性」もあるという。次々と入社するゆとり世代、さらには欲がないさとり世代と呼ばれる人たちを「指導できるのは自分。厳しい指導は愛のむち」だと本気で信じている。
 「そうした信念がどれほど堅固かを裏付けるキーワードが、面談の際、共通して出る『意外』『心外』という言葉です」。「意外」は「育ててやっているのに何だ」、「心外」は「会社の利益を考えてあえて厳しくしたのに、なぜ処分されるのか」という思いだ。
 松崎さんは、クラッシャー上司と被害に甘んじる部下の関係を「共依存」と言う。「上司は『身内だから許されるだろう』、部下は『これに耐えれば出世できる』という下心がある」ときっぱり。パワハラ防止が法制化されようと、こうした関係を変えない限り、状況は改善しない。
 言葉でしっかり定義された分、それに引っ掛からないよう、パワハラが深く潜行することも考えられる。松崎さんは、それをレーダーに探知されにくい戦闘機に例え、「パワハラのステルス化」と呼んで危惧している。
 (三浦耕喜)

https://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/201904/CK2019040802000231.html

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上長への絶対服従

 『内外教育』2018年6月8日号「ラウンジ」より、「上長への絶対服従」の引用。
 「星野君の二塁打」という小学校高学年向けの道徳教材がある。1947年に雑誌『少年』に発表されたものが、国語や道徳の教材にされてきたものだ。監督から送りバントを指示されていた星野君がついバットを振ったら、二塁打になってチームが勝利した。でも、監督に叱られた、という話である。
 道徳の教材としては、チームプレーの精神が重要とか、みんなで決めたことは守る、といったことが主題のようである。だが本当にそうか。子どもたちは「監督の指示は絶対だ」というふうなことを学んでしまうのではないか。上長に対する絶対の服従である。
 この教材を思い出したのは、故意に危険プレーを行った日本大学アメフト部の選手の記者会見をテレビで見ていたときだった。うちの妻は、「これ、ヤクザと一緒じゃない」と言った。ヒットマンになる鉄砲玉の若い者に若頭が拳銃を握らせる。若頭「オヤジ(組長)をがっかりさせるなよ。しっかりやれ」。ヒットマンは「はい」。命令は絶対だ。やるしかない。そんなヤクザの世界はもう終わっているよと思っていたら、どうやらそうでもないらしい。いろんな組織の中で、脈々と生き続けているようだ。それどころか、この国は、上長への絶対服従という精神が、いつの間にかそこらじゅうにはびこってきているらしい。
 「忖度」という言葉がはやっているが、実に嫌な言葉だ。平等な人間関係における「気配り」とは異なり、卑屈さや権威への無批判な隷従を感じさせる言葉だからだ。
 一国の首相が平気でウソを言い続けているのかどうか、私にはよく分からない。しかし、その首相の答弁に沿うように、役人たちが忖度して文書を改ざんし、国会の参考人として曖昧な答弁を繰り返しているのを見ると、あまりの醜さにあきれてしまう。「野党の攻撃をうまくかわした」などという、無責任なネットの書き込みコメントが腹立たしい。
 問題は、時の政府の要人や中央官庁の高級官僚が、事態を糊塗するための醜い手段をなりふり構わず駆使している、ということだ。中央でやっていいということになるなら、地方の政治でもやっていいことになる。民間だってやっていいことになる。日本じゅうにダーティーな言い逃れ、もみ消しがはびこることになってしまう。
 「監督の指示は絶対だ」というような上下関係のもとで上長への忠誠心の発揮は、それ自体は、より広い世界での真にも善にも結びつかない。それどころか、より広い世界の公共善を損なってしまう。道徳教育が足らないのではなくて、愚かな道徳がこの国を支配しているのではないか。
(T)

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