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児童自立支援施設に赴任して「S-M社会生活能力検査」

 児童相談所では「S-M社会生活能力検査」というのを行う場合もある。「S-M社会生活能力検査」とはどんな検査だろうか?  精神発達遅滞児の診断に不可欠な要素である、社会生活に関する能力を6領域に分け、発達度を測定する。  応範囲   乳幼児~中学生
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児童自立支援施設に赴任して「知能検査」

 入所してくる子は、だいたい、児童相談所でいろいろな検査をしてくる。知能検査は確実に行われる。  そのため、知識として知っていた知能検査の結果やその器具を見ることができた。用いられる知能検査はだいたいWISC-Ⅲである。 WISC-Ⅲ知能検査(ウィスクサード) 一般知能を言語性IQ、動作性IQ、全検査IQの3種類のIQと下位検査プロフィールにより正確に測定。知的発達の状態を評価点プロフィールで表示することで「個人内差」という観点から分析的に診断し、LD(学習障害)児や知能の遅れのある子どもの指導に有効な資料を提供できる。言語理解、知覚統合、注意記憶、処理速度の4つの郡指数により発達の特徴も把握できる。 適応範囲    5才0ヶ月~16才11ヶ月  WISC-Ⅲは言葉によることの多い検査のようだ。そこで同じような検査としてK-ABCがある。 K-ABC心理・教育アセスメントバッテリー(ケーエイビーシー) 子どもの知的活動を、認知処理過程(心理尺度)と知能技能の修得度(教育尺度)に区別して評価し、その子どもの知的活動の発達上の問題やまだ発揮されていない力の発見に重要な資料を提供できる。健常児や障害のある子どもの内面を、プロフィール分析により詳細に評価。「実施の手引」「解釈の手引」の2種の手引きにより結果検討が容易。 適応範囲   2才6ヶ月~12才11ヶ月 どちらも「岡田総合心理センター」で購入可能である。 http://www.okada-shinri.com/

児童自立支援施設に赴任して「期末テスト」

 入所してくる子は、随時である。そのため、それぞれの授業の進度が違う、ということは前回書いた通りである。  期末テストは、個人別にテスト範囲を作成した。テスト問題も個人ごとに違うのだ。進度が同じ子は同じ問題なので、11種類の期末テスト問題を作成した。  作成も大変だが、テスト時におけるテストの配布、丸付けも大変である。

児童自立支援施設に赴任して「どんどん増えていく」

 児童自立支援施設は、送致されてくる子がいるので、学期の途中でも入所してきて、どんどん在籍人数が増えていく。  入所してくる子は、それぞれ学習進度が違う。(非行で学校へ行っていなかった子もいるし、学校に行っていても、まともに授業を受けられなかった子もいる、などの理由であろう。)  したがって、一斉に授業をやることは困難になる。  アルファベットから勉強する子もいれば、学年相応の授業をしなければならない子もいる。  そんな時、便利なのが、 中学英文法 定着テスト&発展・補充ミニ教材集 中学1年編 中学英文法 定着テスト&発展・補充ミニ教材集 中学2年編 中学英文法 定着テスト&発展・補充ミニ教材集 中学3年編 の3冊である。指導アイデアから確認テスト、補充・発展までオールインワンになっている。ワークシートはコピー可なので、進度の違う生徒の文法指導にはぴったりだ。勉強してこなかった生徒にとっても分かりやすいようで、教師のちょっとの助言で、生徒たちは自力でどんどんこなしていく。  もちろん、この本は普通のクラスの授業にも使える。普通クラスに使っても便利な本だ。 中学英文法 定着テスト&発展・補充ミニ教材集 中学3年編

児童自立支援施設に赴任して「不規則な食生活」

 入所してくる子の大半は、不規則な生活を送ってきたようだ。そのため、食生活も不規則である。  朝食がチョコレートだけですます子、食事を抜いても平気な子、食事を食べる時間・場所が一定でない子・・・。  そのためか食の細い子が多いような気がする。  衣食住は人間の基本である。

児童自立支援施設に赴任して「読書」

 漢字が読めないせいか、読書がきらいな生徒が多い。(読書は、めんどくさい?)  本好きな子にするには、小さい時から「読み聞かせ」をするとよいと思う。が、本を読んでもらった経験が少ないのかもしれない。  生活環境は大切である。

児童自立支援施設に赴任して「読み、書き、計算」

 入所してくる子は、計算ができない(掛け算九九すら分からない子もいる。)、漢字が読めない・書けない子が多い。  漢字を書いても、書き順はめちゃくちゃである。多分、漢字を教わってこなかったのだと思う。(学校へ行っていなかったか、授業をまともに受けていなかったか、もしくは学校で書き準を教えていなかった???)  漢字を見えた通りに書くので書き順が違っているのだろう。  読み、書き、計算は基礎である。しっかり指導したいものだ。

児童自立支援施設に赴任して「成功体験がない」

 入所してくる子を見ていると、今までの人生の中で『成功体験』をしたことが少ないのではないかと思える。  勉強も「どうせ覚えられない」「どうせわからない」とあきらめムードが感じられる子がいる。  軽度発達障害などで、まともに授業を受けられない子には、スモールステップで授業を展開し、成功体験をどんどんさせる必要を感じる。

児童自立支援施設に赴任して「暗記する力」

 児童自立支援施設に入所してくる多くの子どもたちは、暗記する勉強をしてこなかったように思える。  「中学英語50点以下の生徒に挑む」(明治図書)瀧沢 広人著に載っている「英単語スキル」を使って単語指導をしている。毎時間の授業の始め、5つの単語を「指書き」して覚えさせ、「なぞりがき」「写し書き」をして「テスト」を行う。  入所してくる子どもたちの多くは、5つの単語を指書きでなかなか覚えられない。始めは、5つ覚えるのに10分以上かかる子もいる。しかし、毎日毎日授業の始めに英単語スキルをやっていると、ほんの1、2分で5つの英単語を覚えられるようになる。「あれ?入って来たばかりの時は、なかなか覚えられなくて苦しんでいたのに、すぐに覚えられるようになったね。」と声をかけてあげる。  こう考えると、暗記する脳をあまり使ってこなかったのではないかと思える。鍛えることにより覚えられるようになる。 21世紀型授業づくり87 中学英語50点以下の生徒に挑む

児童自立支援施設に赴任して「療育手帳」

 お恥ずかしい話だが、療育手帳というものを、初めて知った。そこで、療育手帳について調べてみた。都道府県により若干の違いがあるようである。  療育手帳とは、知的障害のある人に一貫した指導・助言を行うことと、福祉の援護を受けやすくするためのもので、専門機関で判定した後に交付されます。  療育手帳には有効期間があり、手帳に記載されている次回判定日前に再度判定を受ける必要があります(ある一定の年齢に達すると生涯認定になる場合もあります)。  手帳のランクは心理判定、医学判定、調査結果などを総合して決定します。IQ(知能指数)も測定し、判断材料にするようです。  ランクは地域によってつけ方(AとBの区分のみ、A1~B2、1度~4度など)が違います。詳細は住んでいる地域の市役所や児童相談所などに問い合わせてください。  ある県の例:   マルA(最重度)  IQ20以下くらい   A(重度)     IQ21~35くらい   B(中度)     IQ36~50くらい   C(軽度)     IQ51~70くらい  ただし、IQはあくまで「目安」です。  療育手帳を提示すると税金の減免、医療費の免除、交通機関の割引、遊園地や博物館などの入場料の減免などが受けられます(減免率は手帳のランクにより異なります)。  また、マルA、A、Bでは特別児童福祉手当てが、マルAでは障害児福祉手当をもらえます(ただし手当てには所得制限がありますが)。  また、最近多くなってきたのは障害者雇用のための使い方です。長引く不況で障害者の雇用状況は大変きびしく、手帳を取って障害者雇用を目指す人が増えています。
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