回想録(4)「授業開始」

 児童自立支援施設の授業は、少人数指導である。  3年は全体で、在籍、十数人でスタートしたので、数人の3クラスに分かれている。(2年生は数人の1クラス、1年生も数人の1クラスでスタートである。)初めは「10人ちょっとなら1つのクラスで授業できるのではないか?今まで、1クラス40人相手に、英語の授業をしてきたんだから」と思った。しかし、この考えは甘かった。これは実際に経験した者でないと分からない。(いくら偉い人たちが、教育再生の話し合いをしても、教師の資質がどうのこうのと言っても、この現実を経験していない人には分からないだろう。)  同じ中学3年生といえども、非行等で授業に出ていなかった者、授業に出てはいたがまともに授業に参加していなかった者が集まっているのである。アルファベットが書けない生徒、1年生の内容をやるべき生徒、2年生の内容をやるべき生徒と様々なのである。一斉指導はできない。とりあえず、復習から入った。(ちなみに、1年生については、アルファベットの指導から入るので、とりあえずは一斉指導ができる。)  指導してみて、普通の学校での授業や複式学級の授業は無理だということを痛感した。

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軽度発達障害の児童と親が参加 脳機能改善のためのキャンプを開催

 最近は、家庭教育の雑誌がたくさん出ていますね。「プレジデント Family」(680円)「日経Kids+」(550円)「家庭教育ツーウェイ」(820円)・・・。  「日経Kids+」5月号に次のような記事が出ていた。 (以下引用) 軽度発達障害の児童と親が参加 脳機能改善のためのキャンプを開催  神奈川県三浦市で2月16日~18日、「環境対話キャンプ」が開かれた。  主宰は、脳機能改善の研究に取り組んでいる倉敷市立短期大学の平山諭教授で、キャンプはLD(学習障害)やADHD(注意欠陥多動性障害)など、軽度発達障害がある子どもの脳の活発化を目的にしている。  平山教授によると、親が子どもの症状に応じた話し方や褒め方、笑い方などを習得することで、子どもの脳の発達に有効な神経伝達物質を促すことができるという。今回のキャンプで、親はこうしたスキルを学んだほか、症状改善に効果のある献立指導などを受けた。  児童は音楽やPCんどを駆使したさまざまなトレーニングを受け、親からは「表情が変わった」「人前で話せるようになった」という喜びの声も。  年2回開催。 http://www2.kct.ne.jp/~kei0987/camp/

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自閉症遺伝子 新たに発見

 3月23日の朝刊に「自閉症の遺伝子 新たに発見 人間とマウス 両方確認」とタイトルされた記事が載っていた。小さい頃に遺伝子を調べると早期発見ができるということだろうか。遺伝子が関与しているということは治療法はないということだろうか?これからの研究に期待したい。 (以下引用)  自閉症に関わる新たな遺伝子を、理化学研究所と東京都立梅ヶ丘病院のグループが見つけた。早期診断につながる成果で22日付の米専門誌「ジャーナル・オブ・クリニカル・インベスティゲーション」電子版に掲載された。  自閉症は対人関係の障害などが特徴の脳障害。1,000人に1人以上がかかるとされる。発症機構は分かっていない。  理研脳科学総合研究センターの定方哲史研究員らは神経回路の形成にかかわる「CADPS(キャドプス)2」という遺伝子のないマウスの行動を分析。飼育箱に異物を入れた時、関心を示す行動が正常マウスに比べて2割から3割減った。2匹を飼育箱に入れても、お互いに嗅ぎ合うといった接触回数が3割減少。体内時計のリズムも乱れるなど、自閉症によく見られる行動が確認された。  一方、人間の自閉症患者16人中4人でCADPS2がタンパク質をつくり出す過程で異常が見つかった。自閉症にかかわる遺伝子は数個が知られるが、人間とマウスの両方で関与が確認されたのは初めてという。

回想録(3)「学級開き・係り決め」

 始業式の後に「学級開き」を行った。翌日は、学級活動で「係り決め」である。このへんは、普通の学校と同じだ。  人数が少ないので、いくつかの係りを兼任しなければならない。やる人がいないと、なかなか進まないので、みんな自主的に立候補して、ドンドン決まっていった。そして、「目標」などの掲示物作り。  素早くできるので、次の日には普通の日課の授業に入る。(時間割も春休み中に作ってしまう。)

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回想録(2)「入学式・始業式」

 春休みが終わり、4月の上旬に「入学式」と「始業式」があった。(春休みは新学期準備で忙しかった。右も左も分からない。新卒に戻った感じ・・・。)  児童自立支援施設なので、小学生の入学生はない。小学校から中学校に上がる生徒の「入学式」だけである。本校の校長先生が式辞を述べるので、本校よりちょっと遅い時間に入学式が始まる。  入学式後、そのまま「始業式」になる。学級担任の発表があり、学級活動。

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回想録(1)「新任式」

 児童自立支援施設に赴任して、1年が経とうとしている。私は、児童私立支援施設の中にある分校の教員として赴任した。今まで勤めていた公立の学校には、なかった経験が多かったので、1年を振り返り、回想録として書いてみようと思う。  まず、「新任式」である。普通の学校は、4月の始業式の日に行われると思う。しかし、4月3日の午後に、新任式が行われた。これにはだいぶビックリした。(今年は4/1が土曜日、4/2が日曜日だったため、4/3だった。普段は、4月1日に行われる。)  これは、児童自立支援施設が4月1日からもう動いているため(児童・生徒が在籍しているため)、4月の最初に新任式をしないといけないということだろう。  「新任式」では、まず、児童自立支援施設の職員の紹介があってから、学校職員の紹介があった。「分校は、児童自立支援施設の中に間借りしている感じなので、児童自立支援施設の方が格が上というわけだろう。」と、自分で勝手に想像した。

プレジデントFamily「担任教師の能力判定」

 「プレジデントFamily」という月刊誌がある。1冊680円である。  2006年11月号に、担任教師の能力判定という記事が出ている。おまけにインターネットで投票できるしくみらしい。 「プレジデントFamily」 http://www.president.co.jp/family/index.html 「わが子の担任評価シート」 https://cgi.president.co.jp/cgi-bin/family/enquete/enq200611_1.cgi

ソーシャルスキル教育で子どもが変わる

 本のチラシに『ソーシャルスキル教育で子どもが変わる』の案内が載っていた。  小学校で身につけるべきソーシャルスキルを具体化し、学習の手順を段階化。一斉指導で行う具体的な実践方法をまとめる。 ([BOOK]データベースより)  ソーシャルスキルとは、「良好な人間関係をつくり保つための知識と具体的な技術やコツ」のこと。親しい人間関係がもてない、人の身になれないという現代の子どもたちに、この教育がどのように役に立つのか。心理学の理論をもとに簡潔にまとめました。  第1部 基礎編(ソーシャルスキル教育とは何か;学校での取り入れ方);  第2部 実践編(基本ソーシャルスキル12;教科・領域等に生かす実践集;治療的な活用) (「MARC」データベースより)  良好な人間関係を作り、保つための知識と具体的な技術やコツを身につけるソーシャルスキル教育についてまとめ、学校での取り入れ方、具体的な教育実践例、治療的な活用例などを紹介する。〈ソフトカバー〉

新薬検査を迅速化 厚労省 09年度までに人員倍増

 昨日の朝刊に「新薬検査を迅速化 厚労省 09年度までに人員倍増」という記事が出ていた。ニュースで時々、外国では認可されているのに、日本では治す薬がない、と報道されることがある。安全でよく効く薬が、早く(速く)認可されるといいです。 (以下引用)  厚生労働省は5日までに、新薬の承認審査を担当する独立行政法人「医薬品医療機器総合機構」で新薬審査と臨床試験相談に当たる人員を、2009年度までの3年間に230~240人程度増やし、現在の約200人から倍増させることを決めた。  承認審査にかかわ手数料の単価を引き上げ、増員の費用に当てる。審査体制を強化し、承認審査の迅速化を図る考えだ。  厚労省によると、国内では新薬が承認されるまでの時間が欧米より長く、例えば米国の平均1年に対し日本は約2年。このため欧米で承認済みの薬が国内ではなかなか使用できない。医薬産業政策研究所の調査では、世界の売り上げ上位医薬品の約3割が日本では未承認だという。  承認審査に当たる人員は、米国の2,200人、フランスの942人、英国の693人に対し、日本は197人(いずれも05年)と欧米に比べ大幅に少なく、審査の時間がかかる要因の1つとなっている。  厚労省は来月から、新薬の承認審査の手数料を、現行の1件当たり約980万円から約2,380万円にするなど、製薬会社が支払う各種手数料を引き上げる方針で検討している。

「2ちゃんねる」名誉毀損など43件敗訴

 「讀賣新聞」2007年3月5日夕刊に「『2ちゃんねる』名誉毀損など43件敗訴」という記事が出ていた。2チャンネルは、いじめなど生徒指導上問題点も多いので、国が何とかして欲しいと思う。新聞を読んだ限りでは、現状では解決策はない。 (以下引用)  インターネット掲示板「2ちゃんねる」への書き込みなどを巡り、管理者西村博之氏(30)を相手取り、名誉毀損などを訴える民事訴訟が全国で50件以上起こされ、少なくとも43件で西村氏側の敗訴が確定していることが読売新聞の調べでわかった。  この結果、西村氏に命じられた賠償額は約5,800万円、仮処分命令などに従わないことによる「制裁金」が1日当たり約88万円、累計約4億3,400万円に上るが、西村氏が自ら支払いに応じたケースはほとんどないと見られる。原告側は勝訴にもかかわらず賠償を得られない状態で、ネットの無法状態と司法の限界が露呈した形だ。  訴えの内容は、①書き込みの削除請求②プロバイダー責任法に基づく、書き込んだ人の発信者情報の開示請求③書き込みを放置した管理者責任を問う損害賠償請求---がほとんどだった。  「2ちゃんねる」の今年1月の利用者は約1,154万人で、ネット利用者の4分の1が月に1度は閲覧している計算。いまや国内有数のサイトに成長している。誰もが匿名で、どんな内容でも書き込めるため、会社の情報漏えいなど膨大な内部情報が集まり、企業告発につながることもある。その一方、ひぼう中傷、個人情報の曝露、といった被害も出やすい。

口をしっかり動かして話す

 本年度、ふと思ったことがある。口を動かさずに話す児童・生徒が増えた気がする。口を動かさないで話しているので、何と言ってるのか分からない。  私の勤める学校は、児童自立支援施設なので、小学生と中学生が同じ校舎で学んでいる。  先日、小学生が、私に話しかけているのだが、何と言っているのか分からなかった。それを見ていた小学校担当教諭は、何と言っていたのか理解していたようである。  口を動かさずに話すという生徒は中学生にもいる。唇をしっかり動かさないので、正しい発音の日本語になっていない。  英語の授業は致命的だ。英語は文字の言語ではなく、発音の言語である。しっかり唇を動かして発音しないと相手に通じない。  口を動かさずに言葉を発するのは最近の傾向だろうか???発話の指導は、いつ、誰がするのだろうか?
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