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回想録(7)「生活経験がない」

 児童自立支援施設に勤めて驚いたことがある。生活経験が少ないということだ。  例えば、「大晦日って何?」と聞いても分からない子どもが多い。「じゃあ、12月31日の次の日は何?」と聞くと「12月32日」と答える子どももいる。  「明日は祝日で学校は休み」と言っても何の日か知らない。たとえ「春分の日」と知っていてもその日がどういう意味があるのか知らない。  でも、これってひょっとしたら普通の学校に通っている子でも言えること???????????????
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「全国学力・学習状況調査」児童自立支援施設でも行われました

 本日、児童自立支援施設でも「全国学力・学習状況調査」が行われた。  児童自立支援施設に入所する前は、非行等で、不規則な生活をし、勉強をまともにしていない児童生徒だった子が、入所してから規則正しい生活・勉強時間も確保されているという生活になった。入所する前は、授業に出ていなかったり、まともに授業を受けていなかった子どもたちである。当然勉強は遅れている。その子どもたちの抜け落ちている学習内容を補うように先生方は日々苦労している。しかし、本日のテストはそれを補いきれず悲惨な結果である。  子どもたちは、現在、本施設に入所して規則正しい生活を送っている。したがって、国語・算数(数学)のテストはできないが、「生活習慣や学習環境等に関する質問紙調査」の結果はすこぶるよいという変なデータになってしまう。これで文部科学省は、うちに勤めている国語と数学の教師は、指導力のないダメ教師と判断するのか???  「生活習慣や学習環境等に関する質問紙調査」を監督していて思った。入所している子どもたちは、生活経験がない。例えば「『大切』ってどういうことですか?」と質問してくる。質問した本人は、本当にその言葉の意味が分からないのである。質問用紙を30分でうめられない子どももいるのである。文部科学省に勤めているような上級国家公務員試験に合格するような優秀な方々がはそのような中学生がいることは知らないであろう。  ふと思った。文部省が10年ちょっと前に、競争はいけないということだったと思うが「業者テスト廃止」といって業者テストを禁止した。これによって業者テストのみを実施している日本中のほとんどの会社はつぶれたようだ。今回、数十億円というお金が、運送会社、データ処理の会社に支払われている。これじゃあ朝令暮改だね。  ちなみに、「全国的な義務教育の機会均等と水準向上のため、児童生徒の学力・学習状況を把握・分析することにより、教育の結果を検証し、改善を図る。競争はさせない、序列はつけない。」と言っていたわりには、本屋さんに予想問題を売っていたけど・・・。

銀幕こころの旅 ~ 障害の理解 ~

 ホームページ発見。 (以下、ホームページより)  発達障害の代表格・自閉症は、とても誤解されやすい障害です。その正しい理解に貢献したのが「レインマン」です。  朗読を、東海テレビホームページの「新聞音読」欄で聴くことができます。 http://tokai-tv.com/community/ondoku2/index.html

修学旅行のてびき2007

 京都府警察ホームページに、京都での修学旅行における注意事項などを盛り込んだ「修学旅行のてびき2007」がアップされています。  京都方面への修学旅行を予定している学校は、活用できると思います。  PDFでダウンロードも可能。 http://www.pref.kyoto.jp/fukei/

回想録(6)「食事」

 以前に、入所してくる子の食生活の不規則さを書いたことがある。朝食を食べない子。(朝食を食べたと言っている子でもスナック菓子やチョコレートで済ませている子。)食事の時間が決まっておらず、毎日不規則な子・・・。  入所することによって、食べることについての不規則さはなくなる。  しかし、驚いたことがある。  食べ方だ。ある時、夕食の時間に、寮にお邪魔したことがある。すると、ある子は、まず「おひたし」ばかり食べて、そのお皿を空にした。つぎに、「汁物」をすべて飲み干した。そして、メインの「肉料理」を片付ける。最後に、「ご飯」を食べる。というように一皿ずつ食べていくのである。  小学校では多分、「三角食べ」というのを指導すると思うが、家庭では食べ方を指導しないのであろうか?  食べ方の偏りが気になった。  と、思いつつ、会席料理を食べる時は、一皿ずつ出されるのでそういう食べ方もあるのだろうか???(茶道はやったことがないので分からないが、懐石料理も一皿ずつ出されるのだろうか?)

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回想録(5)「授業」

 2年生の授業は、4月には数人で始まった。まず、最初の方で1年生の復習をしてから、一斉授業をするようにした。  ところが・・・!!!  2年生は、入所がどんどん増えてくるのである!!!当然、入ってくる子の進度は違う。ほとんど全員が、1年生の内容からやり直さなくてはならない。一斉指導はできないという結論に達し、生徒が自分で学習を進めるシステムを作ることにした。それにより、英文法のプリントをやる生徒、自分でCDプレイアーを操作し、教科書を読む練習をする生徒といろいろな学習に取り組む生徒が教室内に存在するようになった。  1学期の終わりには、2年生の在籍人数が、当初の倍以上に増えた。そして、2学期からは2クラスに分かれて少人数指導を行うことになった。それにより、私の週の空き時間は3時間。つまり、2日は満タンで授業をすることになった。  2学期の終わりには、3倍以上に人数に増えた。・・・が、クラス増はもうできない。教師の数が足りないのだ。2年生は、2クラスでちょと多目の人数のクラスで授業をしなければならない。(教員定数法は困るよね。4月の在籍人数で決めるのだらか。うちの施設は、その性格上、生徒がどんどん増えてくるのだが、教師の数は変わらず、少ない人数でなんとかこなすしかないようです。)  やってみて、個別に指導する場合は、4人が限界だと思う。それ以上の生徒がいると、手が回らない。生徒が教師を読んでも、すぐに対応できず、待っている時間が増える。

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