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荒れる教室

 ある教育雑誌に次のような文章が出ていた。井上好文氏の文章である。  荒れる教室のどこが問題なのか。生徒に問題がある。保護者に問題がある。地域に問題がある。そのようなことを千回、一万回言ったところで、現状は変わらない。  どのような状況であれ、目の前の子どもたちを教育する。そのために千策、万策を尽くす。それが私たち中学校教師の仕事なのである。  ぐっと来た文章だ。愚痴を言っても現状はよくならない。自分にできることを精一杯するしかない。
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回想録(10)「児童相談所」

 昨年のことだ。子どもの虐待死があったとき、ワイドショーのキャスターが「児相(児童相談所)は、何をやっているんだ!」という発言を見たことがある。(確かに虐待死を防ぐことは大切だ。でも、児相の職員も一生懸命やっているのである。去年、今年と児相の職員と接点が多くなってそれを痛感している。)人を非難する発言を見るのは普通の人にとって痛快かもしれない。キャスターは視聴率を稼ぐためにそのような発言をしているのかもしれない。でも、これは、現場のことをよく知らない発言だと思う。いかに、児相の職員が苦労しているのか知らない発言である。「キャスターのあなた、1年間、本気で児相に勤めてごらん」と言いたくなる。  児相の仕事内容をインターネットで検索してみた。あるページに次のように載っていた。 <色:#0000ff>児童相談所の主な仕事 ◎児童の福祉に関するあらゆる相談に対応します。  育児・しつけ・進学・職業適正・不登校・引きこもり・非行・虐待など、様々な相談をお受けしています。 ◎児童や家庭についての調査及び指導などを行います。  専門職員が児童の心身の状態や家庭の事情などについて調査診断し、必要に応じた指導や措置を行います。 ◎児童の一時保護を行います。  養育する者のいない児童や虐待を受けている児童などを一時的に保護します。 児童相談所で相談できること■養育相談 ・親の死亡、離婚などによる養育困難児についての相談 ・虐待など児童の環境についての相談 ・養子縁組についての相談など ■保健相談 ・未熟児、虚弱児についての相談 ・小児喘息、その他の疾患(精神疾患を含む)についての相談など ■障害相談 ・肢体不自由、視聴覚障害、言語発達障害、知的障害、自閉症についての相談など ■非行相談 ・問題行動のある児童についての相談 ・触法行為があった児童についての相談など ■育成相談 ・落ちつきがない、内気、家庭内暴力など児童の性格についての相談 ・不登校についての相談 ・進学、職業適性についての相談 ・しつけ、性教育等についての相談など ■その他の相談 上記に該当しないことも遠慮なくご相談ください。  児相はあまりに多くの仕事を持っている。そして、1日1件、土日なしで家庭訪問しても、1ヶ月では到底まわりきれないほど多くのケースを抱えている。  保護者に連絡を取りたくても取れないことが多いようである。夜遅くに家庭訪問するということもあるらしい。  だったら、システムを改善する必要があると思われる。

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回想録(9)「三つ子の魂百まで」

 ふと思うことがある。子どもたちは親や兄、姉の生き方を見ているということである。  例えば、兄や姉がフリーターの生活をしていれば、自分もそれでいいと思ってしまう子が多い気がする。「なんとかなるさ」という生活である。だから、勉強しようとも仕事に必要な資格を取ろうとも思わない。  そのような子は、中学生になってから、生き方についていくら指導・助言をしても聞く耳を持たない。  親や兄、姉の生き様が下の子に影響する。  「三つ子の魂百まで」、「雀百まで踊り忘れず」(幼いときの性質や培った習慣は、老人になっても変わらないというたとえ)ということわざ(?)を思い出す。

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回想録(8)「非行の低年齢化?」

 非行の低年齢化だろうか、小学生の児童自立支援施設への入所が増えている。  「夜回り先生」として知られる水谷修先生の講演を思い出す。  受けた愛や優しさが多いほど、子どもは非行や犯罪から遠ざかる。子どもたちに愛を、優しさを与えてやってください。  大人たちにお願いがある。どの子が好きこのんで自分を傷つけ、死を考えるのですか?本当はみんな、温かい家庭で父さん、母さんからたくさんの愛をもらって生きたい。温かい学校で、先生とすごしたい。もっと、子どもたちに優しさをあげてくれませんか。その優しさが子どもを助けます。今こそ、大人たちが、手を取り合って子どもを支えていってあげなければいけない時なのです。  また同時に、スピリチュアル・カウンセラーの江原啓之氏の著書を思い出す。  親の役目は、(中略)子どもがこの世で一人前の人間として生きていけるようになるまで、愛情たっぷりと注いで育てあげることです。(中略)子どもが自分自身で物事を判断できるようになる12歳から15歳ぐらいまで(中略)もちろん経済的な援助はその後もしばらく必要ですが、15歳くらいまでにしっかりと愛情を注いであげれば、子どもはみずからのたましいの個性を存分に発揮しながら、自分の足で生きていけるものです。  二人とも「愛」について言及している。  「親学」というのは必要かもしれない。

レディネス

 自分が子どもの頃のことを思いだした。  小学校に入学してから、学校に登校するとき、親から毎日「先生の話をしっかり聞きなさいよ。トイレは休み時間に行っておきなさいよ。」と言われ、学校に送り出された。  それが刷り込まれたせいか、「先生の話はしっかり聞かなければならない」「トイレに行きたくなくても、休み時間に、一応行っておく」と毎日の学校生活を過ごした。それが当たり前だと思っていた。  そう考えると、親の言葉により、教師の言うことはしっかり聞かなければならない、つまり、授業はしっかり受けなければならないというレディネスができていたと思う。  子どもの頃からのしつけが大切だと考える。

情報の発信

 ある先生が言った。「昔は、情報を発信するには免許が必要だった。放送局にしても新聞・雑誌にしてもそうだ。」  確かにその通りだと思った。免許を取得するためには、試験に合格しなければならない。試験は、多分、技術的なことのほかに法規もあったはずだ。  昔は、やたらに情報を発信できたわけではない。法規にのっとり、モラルのある内容が発信されたと思う。(免許がなくても発信できる場合は、限度が限られていた。)  しかし、今はIT機器(ICT機器?)の普及により、免許がなくても情報が発信できるようになった。それも、全世界に発信できる。  このことにより、個人のいじめ・誹謗・中傷などの様々な問題が出ている。  今、責任ある情報の発信の仕方について考える時期に来ているのかもしれない。

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朝の和食で学校楽しく? 千葉大教授ら 小5調査

 2007年5月29日の朝刊の話。(ちょっと古いけど)  朝食が和食の子どもは早起きし、学校が楽しいと感じる割合も高い-。明石要一・千葉大教授らのグループが、小学生の朝食や睡眠時間が生活リズムに与える影響を調べて、こんな結果を公表した。  調査は昨年9月25日~29日に千葉、東京、鳥取の1都2県の小学校4校の5年生計231人を対象に実施。  調査によると、5日間の平均で、午前7時より早く起きた子どもは61%で、午前7時半以降は6%だった。全体の98%の子どもが毎日朝食を取っていたが、午前7時半以降に起きる子どもの33%は食べない日があった。  朝食の様式別では、和食中心の子どもの77%が午前7時より前に起きるのに対し、洋食中心は44%にとどまった。  一方、「学校が楽しいか」との質問には、和食中心の子どもの57%が「とても楽しい」としたのに対し、洋食中心は19%だったことから、グループは「和食と洋食の差が出ている」とした。  このほか①和食中心の方が品数の多い食事内容になっている②早起きの子どもは「学校が楽しい」という割合が高く、適度な睡眠時間も取れている-との傾向もみられたことから「朝食は和食がいい」と結論づけた。  明石教授は「朝食メニューも子どもの生活リズムに影響を与えていると考えられる」と話している。  自分も今の職場に異動してから、和食中心になりました。和食中心の食生活になったら、胃腸の調子がいいのです。健康診断でも、内臓脂肪やコレスレロールで引っかからなくなりました。  やはり日本人は、和食があっていると感じている、今日、この頃です。
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