本当にアスペルガー症候群なの?

 昨日のブログを書いていて、ふと思い出した。医師に、「アスペルガー症候群です。環境によるものと思われます。」と診断された子がいた。  その子は、WISC-ⅢのFIQは60台。毎日の日常生活を見ていて、社会性やコミュニケーション、こだわりなどの偏りはみられない。  医師は、これでどうして「アスペルガー症候群」だと診断したのだろう???  現在の自閉症の研究は、父・母・本人の遺伝子(トリオサンプル)で、自閉症スペクトラムは遺伝的要因と言っているはずだ。しかし、「環境によりアスペルガー症候群になった」と言っている医師は、言い換えると「育て方が悪い」と言っているのだろうか?  この報告を聞き、職場で「その診断はおかしい!環境によりアスペルガーになることはないと思う」と発言したら、上司に「あなたは、医者ではないでしょう。診断を下せるのは医師だけだ!医師がそういうんだから、そういうこともあるのだろう。」と言われた。  明らかに発達障害と思われる子を「なんともないです。」と診断されるのも困るが、知的障害と思われる子をアスペルガー症候群と診断されても困るでしょう。  その子に、どのような療育をしていくのが大切だと思う。療育は、子どもが自分らしく地域の中で生きていけることがゴールだと思う。だから、正しい診断をし、正しい療育を進めていく必要があるのではないだろうか。
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発達障害、自閉症は治療可能!?

 昨日のブログの続き。  両親と本人の3人の遺伝子を調べ、またPETやMRIを使ってセロトニンやドパミンを検査した結果、発達障害は遺伝子的要因であろうという研究はすごいと思う。  そうすると、それを補うサプリメントを投与すると治療が可能なのだろうか?それとも、治療が難しいのであろうか。

「発達支援の基礎を知る:幼児期の発達支援」「自閉症の最近の研究について」

 件名についてのセミナーがあった。大学生らしき参加者も多い。  まず、石川道子先生の「発達支援の基礎を知る:幼児期の発達支援」についてのお話。乳幼児に発見して、適切な療育をしてあげることの必要性を実感した。  石川先生は「いつも乳児期・幼児期で話が終わってしまう」と話していたが、それなら1つの会場で「乳児期・幼児期」「児童期」「思春期」の3回シリーズで、講演会を計画したらいいと思うが、どうだろう?  次に、中村和彦先生の「自閉症の最近の研究について」のお話。ドパミンやセロトニンについてのお話。研究によると自閉症スペクトラムは遺伝要因らしい。関連遺伝子は数個と予想される。  臍帯血(さいたいけつ)から自閉症を見つけることも将来的に可能!?そうすれば、早期発見、早期対応が可能になるでしょう。  また、自閉症関連遺伝子を見つけれれば、治療薬も可能!?  医療は日々進歩している。興味深い話だった。

使えるHP(5)心理関係

 いろいろな検査の情報が入手できます。検査の注文もできるホームページもあります。 「日本文化科学社 個別検査」 http://www.nichibun.co.jp/kobetsu/kensalist.html 「LD STATION」 http://www.amy.hi-ho.ne.jp/yamaokash/index.htm 「岡田総合心理センター」 http://www.okada-shinri.com/

母性と父性

 児童自立支援施設に入所してくる小学生の中には、女性職員の指示に従えない子がいる。それまで通っていた小学校でも、女教師に反抗的な態度をとってきたのである。  ふと思うことがある。これまでに勤めていた中学校で、「中学生になって初めて男の先生が担任になった。」という子が次第に増えてきたように思う。つまり、小学校6年間ずっと、担任が女教師だったのである。  女教師が悪いと言っているのではない。学校における女教師の割合が多くなっているのだろう。  児童自立支援施設には「寮長先生」と「寮母さん」がいる。つまり、父性と母性で疑似家庭を作っていると言っていいのではないだろうか。  教育には母性と父性の両方が必要だと思う。偏ってはいけない。

誤診

 昨日のブログを書いていて、ふと昔のことを思い出した。私の同級生の体験談である。  ある時、お腹が痛くなって、通院した。医師は「ただの腹痛でしょう」と言って、薬を処方してくれたそうである。薬を飲んで、寝ていたそうである。しかし、何日たっても腹痛は治らない。しかも、転げまわるくらい、更に、お腹が痛くなったそうである。  そこで、別の病院で診てもらったところ、「盲腸です。なぜこんなになるまで放っておいたのですか?」と言われ、緊急手術!!!  「なぜ、こんなになるまで放っておいたのですか?」と言われても、最初にかかった病院が、「ただの腹痛です」と診断したからでしょう!  診断の大切さ、セカンドオピニオンの大切さを感じる。(でも、我々は自分に都合のよい診断を信じるんでしょうね。)

うつ病 効能除外承認 厚労省部会 リタリン乱用うけ

 2007年10月18日の朝刊より。  うつ病や睡眠障害などの治療に使われている向精神薬「リタリン」(塩酸メチルフェニデート)の乱用問題を受け、厚生労働省は17日、薬事・食品衛生審議会医薬品第一部会を開き、リタリンの効能・効果から、うつ病を外すことを承認した。  製造販売元のノバルティスファーマ(東京)が薬事法に基づいて同日午前、効能・効果からのうつ病除外を申請した。  また、ヤンセンファーマ(東京)が承認申請していた、国内初となる注意欠陥・多動性障害(ADHD)治療薬「コンサータ」についても成分が同じため、流通管理の方法を併せて審議した。  リタリンには覚せい作用や気分を高揚させる働きがあり、依存性や乱用の問題が指摘されていた。  うつ病が除外されれば効能は睡眠障害「ナルコレプシー」だけとなるが、販売は継続される。このためナルコレプシーを適切に診断できる医師を登録制にするなど、流通管理を厳格にして適正使用につなげたい考え。  リタリンが乱用されていたということは、誰が販売(処方?)していたのでしょう?誰が不当に販売していたのだろう?  今後、リタリンのADHDへの使用はどうなるのでしょう?  と、同時に以下のことも考えた。  ADHDを適切に診断できる医師も登録制にして、国民に公開して、誰もが信頼できる医師にかかれるようにして欲しい。というか、病気についてもっと勉強して欲しい。以前、「明らかにADHDだよな~」と思える子が、「なんでもないですよ」と診断されたことがある。知識が乏しい医師だと的確な診断が下せないのではないかと思ってしまった。(ちょっと前の朝○○という相撲取りの時、うつ病か何なの診断を、医師は「△△ということです。」という表現をしていた。その病気をよく知らないからそのような語尾になったのだろう。)  まあ、当然、教師も勉強するべきであるが・・・。

いじめ問題に「おやじ日本」が登場

 2007年11月号の「教室ツーウエイ」に明石要一先生の記事が載っていた。  いじめ問題が社会の大きな関心をよび始めてから、全国各地で様々な活動が生まれている。  既存の団体がいじめ撲滅のアピールを出すのは当然としても、文部科学大臣が子ども向けに緊急アピール文を出したのは画期的である。  というより、いじめ問題が単なる学校や子ども同士の問題だけでなく、社会全体の根幹に関わることである、という危機意識の現われであろう。  全国子ども会はこれまでにも朝と夕方にイヌの散歩をしましょう。動物がいない人は庭先に出て花に水をあげましょう。このような運動を全国的に進めている。  こうした子どもの置かれた危機的状況を打開しようとする全国的な動きの中で、ユニークな団体が出現した。  それは「おやじ日本」という会である。平成18年の5月に結成されている。規約の第3条に会の目的が示されている。それを引用する。  「本会は、地域において子どものために活動するおやじ集団(以下、「おやじの会」という)を支援するとともに、子どもに関する情報の提供その他の活動を行うことにより、子どもの健やかな成長に貢献することを目的とする」  具体的には、次のような事業を行うと謳っている。 ・「おやじの会」の活動を行う団体及び個人への情報の提供と助言 ・全国の「おやじの会」の相互の情報交換と交流の支援 ・子どもの安全及び健全育成に資する活動の提唱 ・子どもを巡る諸問題を学ぶ機会の提供  そして実際、平成18年度には東京都品川区PTA連合会発の83(ハチさん)運動を推進している。  この運動の趣旨は全国子ども会の運動と似通っているが、朝8時(登校の時間)と午後3時(下校の時間)の時間帯に大人が買い物やイヌの散歩などをして、子どもの安全をみんなで見守ることが生活の一部となるようにしていこう、というものである。  また、この「83」運動は通学路だけでなく公園など子どもの遊び場にも注意を向け、「大人が力を合わせて子どもを大切に育てよう」というキーワードとしての意味合いも含まれている。  この会は今のところ任意団体であるが、会長は竹花豊氏が務めている。竹花氏は広島県警の本部長をしているとき、暴走族を解散させるのにリーダーシップを発揮した人である。  そして、東京都の石原都知事に請われて治安担当の副知事を務め、新宿の街の浄化運動の指揮を執った人でもある。  今は民間会社に勤め、東京都の教育委員になり、東京学芸大学の客員教授として危機管理と安全教育の講義を担当している。  これまでなかなか父親の社会参加が実現しなかった。かけ声はあったが実態はなきに等しかった。そうした状況の中で「おやじ日本」は初めて、子どもの健やかな成長を願って全国組織化を進めている。  教育は、家庭・学校・地域が三位一体で行わないといけませんよね。地域や家庭の教育力低下が言われています。対処が必要ですよね。何もしなければ、前進はありません。

お弁当が食べられない

 「月刊JTU」2007年10月号にもう一つ興味ある記事が載っていた。我孫子メンタルクリニック主宰 精神科医の黄 珉淑先生の記事である。  10年ほど前に、高校のスクールカウンセラーをしたことがある。ある日、高校2年生の男子生徒が保健室を訪れた。悩みは「お弁当が食べられない」こと。溌溂としていて、とても悩んでいるようには見えない。「家に帰って家族みんなで食事をする時は何でも食べられるし、おいしいんです。でも昼休みに友だちと一緒に食べようとすると、グっとのどが詰まって、吐いてしまって、とても食べられない。毎日昼休みになると、またお弁当のことを考えて憂鬱になるんです。」”スクールカウンセラー”という語に幻惑されているのか、魔術的に良くなる方法があるのではないかと期待に目を輝かせてこちらを見ている。その時にどのようなやり取りをしたか記憶は定かではない。<とりあえず精神病じゃないから大丈夫。恐怖症みたいなもので、あなたみたいな思春期の若い人にはこういうこともあるから、心配しなくていいよ。>とか何とか適当なことを言ったに違いない。今でも鮮やかに記憶に残っているのは、肩を落として保健室を出て行く黒い学生服の背中だ。その後姿が語っていた。「この人に相談しても無駄だ。」  多分、養護教諭と担任が陰で必死にフォローしてくれたに違いない。その生徒はその後も毎週カウンセリングを受けに来たのである。一方、私は<何とか治さなければ>という一心で文献を調べた。しかし、学術論文は”こうすればよくなる!”というようなハウツー本ではない。結局、自分が何をしているのかわからず、内心どうしようと思いながら過ごした3ヶ月後のある日、彼はお弁当を食べられるようになったのである。「もう普通に食べられます!先生ありがとうございました。」<よかったね。で、何でよくなったのかな?>「だって先生、病気じゃないからそのうち治るって最初に言ってたじゃないですか。僕、その言葉を信じてましたから。」要するに自然治癒したのだ。  これには目からうろこが落ちる思いがした。”こころの病気”を治すには、まずその人の回復力を信頼し、健康な部分を見つけるところから始まる。そういう点で、教育現場では医師のカウンセリングよりも先生や同級生の支えの方がはるかに治療的であることがわかった。そして、この時はじめて養護教諭の役割や重要性が理解できたのである。その後も養護教諭と協力して幾分かの成果をあげられたことがうれしかったし、この失敗が、今では楽しい思い出になっている。  前任校にもスクールカウンセラーが配置されていた。昼休みごとにスクールカウンセラーの所に行く子たちがいた。ほとんどが問題行動が目立つ生徒である。話の内容は雑談程度だったようである。みんな、自分の「話を聞いてもらいたい」のである。言い換えれば、他に話を聞いてくれる人がいなかったことになる。(親子の会話はないのだろうか?)

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リタリン

 2007年10月11日の朝刊に、リタリンについて載っていた。以前にも報道されたものであるが・・・。  うつ病などの治療に使われる向精神薬。一般名は塩酸メチルフェニデート。中枢神経を興奮させる作用がある。依存性が高く、多幸感や幻覚、譫妄(せんもう)、食欲減退などの副作用があり、若者を中心に乱用が問題となっている。  このため、製造販売元の「ノバルティスファーマ」が、うつ病の効能効果を取り下げる方針を決め、厚生労働省と協議を進めている。正式に決まれば効能は睡眠障害の一種「ナルコレプシー」だけとなる。同省は、処方できる医師や医療機関を登録制にし、流通を制御することも検討している。  発達障害にも使われてきたリタリンの使用は、これからどうなるのでしょう?今まで通り使えるのでしょうか?

脱線

 「月刊JTU」に、なだいなだ氏の記事が載っていた。興味深いので引用します。 http://www.jtu-net.or.jp/  電車の脱線はよくないが、授業で先生が脱線して、話が横道に逸れていく、悪くない。中学時代の楽しみの1つだった。それで、脱線させようと、さまざまな工夫をしたものだ。英語の先生の一人は、授業の途中で脱線して、森鴎外の高瀬舟の話を始めた。中学1年の時だった。 「なんだ、森鴎外もよんでいないのか。なに、高瀬舟も知らない。読んだものは?だれもいない。ほんとうにだれもいないのか」 「いません」  その先生は国語の先生ではなかった。英語の先生だった。だが、その1時間は、英語の教科書を閉じて、鴎外の「高瀬舟」のあらすじを、先生は熱っぽく語ってくれた。それでも安楽死を英語で何というか、ぐらいは話したかもしれない。英語で習ったことは忘れたが、高瀬舟のことは今でも覚えている。  次の時間のときも、ぼくたちは脱線させようと、授業の始まる前に、「先生の好きな作家は?」とか、質問した。 「その手には乗らんぞ。今日は、みっちり勉強だぞ。なんだ、下調べしてこないで、脱線させるつもりか」  先生も見抜いているのだった。それに、この先生は、突然怒り出すことがあって、怖い先生だった。奥さんと喧嘩したんじゃないか、と訳知り顔で解説するものがいた。  脱線してくれると、進みが遅れ、中間テストの範囲が狭まる。それだけ、試験のための復習が少なくてする。ま、あまり動機は純粋ではなかったが、うまく脱線させることができたときは「やったー」と授業が終わったあとで喜び合ったものだ。  あの時、高瀬舟の話を聞いたので、医学部に進んだとき、「安楽死について知っているもの」と、いわれたときに、真っ先に手を挙げることができた。脱線のおかげであった。教育というのは、想定外のことが起こることを考えなければいけない。ゆとり教育というのは、ゆとりをあげますよ、という形で与えられるものではない。脱線する余裕があれば、いいのだ。あれば、授業外の話ができ、そして先生と生徒の間の、人間的な触れあいも生まれる。ゆとり教育の議論を聞いていると、議論そのものにゆとりが感じられない。そこが問題だ。

ねむの木村

 「ねむの木学園」名前は聞いたことがあったが、どのようなところか知らなかった。ちょっと調べてみた。  40年ほど前の1968年、女優の宮城まり子さんが、日本初の肢体不自由自動養護施設として「ねむの木学園」を設立した。  当時はまだ「福祉」という言葉が耳慣れないような時代だ。脳性麻痺の後遺症で体が不自由になり、しかも身寄りのない子どもたちを見かねて開設した「ねむの木学園」。開園当初は、体の不自由な子どもたちのための「養護施設」の1つとして生まれたが、その後、宮城さんたちの働きかけにより法律が改正され、身体に障害があり、考えることの遅い子のための「療護施設」となった。  今では、「ねむの木村」として成長しつつある。 http://www.nemunoki.or.jp/

使えるHP(4)動画関係

 「書き込みをしなかった日でもアクセスが多い日があるいうのは、どういうことなのだろう?」と思いつつ、今後も、有益な報発信をしたいと考えております。(愚痴も書くかもしれないが・・・。)  今回も使えるホームページです。その4回目。動画関係のフリーソフトです。  ホームページにストリーミング配信されている動画/音声ファイル(ASX)をPCにダウンロードする。 「GetASFStream(ストリーミング映像DLソフト)」 http://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/net/se263613.html  コンテンツ制作者向けのWindows Media のコーデック フォーマットへオーディオ/ビデオを変換する強力な最新ツール。wmv形式のビデオで、シーク(早送りや巻き戻し)機能のないファイルにシーク機能を持たせます。 「Windows Media エンコーダ 9 シリーズ」 http://www.microsoft.com/japan/windows/windowsmedia/download/encode.aspx

使えるHP(3)校内研修ガイドブック

 校内研修の計画、実践、評価、改善などがpdfファイルでアップされています。 http://www.edu-c.pref.miyagi.jp/longres/H15_A/a%20gakuryoku.htm
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