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厚労省調査 児童施設で子どもがどのような養育や治療を受けているか

 今日の朝刊に、次のような記事が出ていた。 児童施設を全国調査 厚労省 ケアの実態を把握へ  虐待の急増などで施設で生活する子どもが増える中、厚生労働省は児童福祉施設で子どもがどのような養育や治療を受けているか実態を把握する全国調査に乗り出した。2008年度にかけて調査し子どもの状態に応じたケアモデルを作成。施設の在り方や職員の配置基準、子どもを支援する措置費の算定基準などを見直す。結果によっては施設体系の再編も視野に入れる。  調査対象は▽乳児院▽児童養護施設▽情緒障害児短期治療施設▽児童自立支援施設▽母子生活支援施設―の全施設。  調査では、被虐待児など入所した子どもの養育や治療的なケアに、職員がどれだけの時間を割き、どう対応したかなど施設内の充実をきめ細かく把握。施設種別に実態をデータベース化し、職員の負担の重さや入所する子どもと施設のと不適合が起きていないかを検証する。09年度には、子どもの状態に応じた施設のケアのモデルを作成する。  施設や里親の元で暮らす子どもは全国で約4万人おり、施設が約9割を占める。児童養護施設では04年度の新規入所者の約6割、乳児院では3割近くが虐待を受けている。  施設名がいくつか出てきましたが、知らないものが多いと思います。それらの施設がどのようなものか分からない方も多いと思います。  また、措置費という言葉が書かれていますが、一般の方は措置費と言われても何のこと分からないと思います。自分も、今の職場に就くまでは、そのような言葉は知りませんでした。(興味ある方は、インターネットで検索して調べてみてください。)  施設の職員は精一杯働いています。政治家や官僚も調査だけでは分からないと思います。3年現場で体験してもらいたいと思います。  また、世間で、悲惨な事件が起こると、「学校で道徳教育を!」と言われます。学校の道徳教育ではもう遅いと思います。3歳までの家庭教育の充実を考えてもらいたいと思います。
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心理検査「P-Fスタディ」

 「P-Fスタディ」、確かに大学で勉強したが、実際の検査結果を見て、指導に生かすのは、現在の職場に赴任してからのことだ。  P-Fスタディ(絵画・欲求不満テスト)とは、ローゼンツァイクRosenzweig.Sによって、欲求や怒りの表現を測定するために考案された、投影法による人格検査です。  P-Fスタディの検査は、だれもが日常的に経験するような、軽い欲求不満場面が漫画風に描かれている24枚の絵を使って行われます。各場面にはふたりの人物が描かれており、左側の人物が右側の人物を欲求不満に陥れるような言葉が吹き出しに描いてあります。  それに被験者がどのように反応するかを右側の人物の空白になっている吹き出し部分に自由に書き込んでいきます。  被験者がどのように反応するかによって、被験者の反応の背景に潜む人格の独自性が採点されます。  P-Fスタディの反応結果の採点は、「攻撃の方向」と「反応の型」の2次元の組み合わせによって行われます。「攻撃の方向」には、外罰・内罰・無罰、の3方向があり、「反応の型」には、障害優位(障害の指摘に重点をおく)・自我防衛型(自我の強調)・要求固執型(問題の解決に重点をおく)の3つの型があります。  この2次元の組み合わせからできる9カテゴリーと2つの変種からなる計11種類によって、反応が採点されます。 http://www.12counseling.com/archives/2005/08/pf.html http://shinrigaku.info/ http://www.saccess55.co.jp/kobetu/detail/pf.shtml

「児童自立支援施設」と「少年院」の違い

 「児童自立支援施設」と「少年院」の違いの質問がコメントにありました。長くなるので、blogに書きます。  少年院(しょうねんいん)とは、家庭裁判所から保護処分として送致された者を収容するための施設である(少年院法1条)。また、懲役や禁錮の言い渡しを受けた16歳に満たない者のうち、少年院での矯正教育が有効と認められたものを、16歳に達するまで収容することもできる(同法1条、少年法56条3項)。これを「少年院収容受刑者」という。法務省矯正局が管轄する(少年院法3条)。  素行不良の幼少者を収容し、従来の生活環境から切り離して教育を施す施設としては、少年院以外にも児童自立支援施設(旧称・教護院)があるが、児童自立支援施設は、家庭裁判所の保護処分以外にも、知事や児童相談所長といった児童福祉機関による児童福祉法上の措置として入所する場合があるのに対して、少年院は、家庭裁判所の保護処分による入所しか行われない点が異なる。  家庭裁判所がいずれの施設に入所させるかを判断する際には、その少年に対する教育効果を上げるためには、規律ある生活を送らせるのがよいのか、家庭的な雰囲気で成長を促進させるのがよいのかという視点が重要とされており、前者に該当する場合、少年院への入所が選択される。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%91%E5%B9%B4%E9%99%A2  児童自立支援施設(じどうじりつしえんしせつ)とは、犯罪などの不良行為をしたり、またはするおそれがある児童や、家庭環境等から生活指導を要する児童を入所または通所させ、必要な指導を行なって自立を支援する児童福祉施設である。また、退所後の児童にたいしても必要な相談や援助を行なう。児童福祉法第44条に定めがある。かつては教護院(きょうごいん)という名称であったが、1998年4月に現在の名称に改められた。  入所理由の多くは児童相談所の措置によるものであるが、少年法に基づく審判の結果、送致が決定した児童は、児童自立支援施設に送致されることもある。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%90%E7%AB%A5%E8%87%AA%E7%AB%8B%E6%94%AF%E6%8F%B4%E6%96%BD%E8%A8%AD  少年院は法務省の管轄、児童自立支援施設は厚生労働省の管轄です。設置者と設置目的が違うと思います。(設置基準の法律(「少年法」「児童福祉法」)も違います。)  ざっくばらんに言うと、児童自立支援施設は少年院のちょっと緩くなったものと考えるといいかと思います。(正式に言うと、違うのですが。)  詳しくは、ホームページを参照ください。

ホームレス中学生

 昨日のテレビで「ホームレス中学生」をやっていた。ベストセラーになった本の実写化だ。  一家離散になった中学生が公園で生活し、段ボールや雑草を食べて生きていた、ということだ。(真剣には見ていないので、詳しくはわからないが・・・。)  しかし、現実にあったことなのだろうか?そんなことがあれば、児童相談所に保護されそうなものだが・・・。  マスコミによって作り上げられたという部分がないだろうか?

心理検査「HTPテスト」

 大学時代、いろいろな検査があることを勉強した。教師になってから、実際にそれを見ることも使うこともなかった。  今の職場に移ってからは、いろいろな検査結果を実際に目にする。  そして、思ったこと:検査は、するだけではダメだ。その検査結果を実際の指導に生かしていくことが大切だ。(例えば、知能検査はレッテル貼りの道具として使われなかったか?データを分析して、実際の指導に生かしていけば、子どもたちが大きく向上する。)  そこで、いろいろな検査の紹介。(以前にも書いたかもしれないが・・・。) 心理検査「HTPテスト」  描画法の画期的な知能検査として「グッドイナフ人物画知能検査」が生まれたが、J.N.バック(J.N.Buck)が1948年に開発した「HTPテスト(House-Tree-Person Test, 家屋‐樹木‐人物画法テスト)」は投影法(projective method)の人格検査(personality test)である。J.N.バックは1937年に9歳の少女の心理臨床を担当したが、その時に少女が描いた絵を元に治療的な対話を交わすという貴重な体験をし、「描画行為」を精神療法や心理アセスメントに何とか応用できないかと考えた。初めはテーマを決めずに自由に絵画を描かせていたが、複数のクライアントの絵を比較検討して評価(査定)する必要性から「家(House)・樹木(Tree)・人物(Person)」を被検者に描かせることにした。バックの実施法ではそれぞれ別の用紙に「家(House)・樹木(Tree)・人物(Person)」を描かせていたが、日本でHTPテストを実施する場合には一枚の用紙の中に全ての対象を描かせることも少なくない。  HTPテストの標準的な実施法では「家→樹木→人物」の順番で被検者に描かせ、その後に「被検者の描いた絵」を元にして質問や会話をして「被検者の言語表現・自由連想」を引き出していくことになる。投影法の一つである描画は飽くまで非言語的なコミュニケーション手段に過ぎないので、絵を描き終わった後には被検者の口から絵についての説明や感想、絵に込められた感情や欲求、不安などを共感的に聴取していかなければならない。HTPテストでは絵に対する質問項目を60項目にまとめていて、その質問項目のことを「PDI(Post Drawing Interrogation)」と呼ぶ。バックは鉛筆でHTPテストの絵画を描かせて、PDIを用いた質問をして被検者の意見や感想を聞いた後に、もう一度カラフルな8色以上のクレヨンを使って「家・樹木・人物」の絵を描かせるようにしていた。8色以上のクレヨンを用いて絵を描いた後にも、もう一度PDIを用いて人格検査の参考になる質問をしていくのである。 http://www5f.biglobe.ne.jp/~mind/knowledge/basic/clinical011.html http://fujikake.jugem.jp/

見捨てられた!

 先生方の中に、自分の学校の児童・生徒が、少年院や児童自立支援施設に送致されたという経験をお持ちの方もおられるのではないだろうか。  どんな気持ちで、送り出したのだろう?「厄介者がいなくなった」と思われたのか、「自分の指導力不足のせいで申し訳ない・・・。」と思われたのだろうか。もしくは、別の感情を抱かれたのだろうか?  児童自立支援施設に、元校(元の学校)の先生方が頻繁に面会に来る学校がある。(出張で出してもらえないのであろう、旅費は自腹で頻繁に訪れる先生もいる。)元校で暴れていたとは言え、先生が面会に来てくれて、子どもたちはうれしいようだ。  それに対し、送致されてから、まったく面会に来ない学校もある。子どもたちは「見捨てられた!」と感じている。  親もまたしかり。頻繁に面会に来る親。ほとんど、来ない親・・・。  親にしても教師にしても、子どもは、まだ未熟なのだから、愛情を持って接する必要を感じる。(愛情とは、甘やかしとは違います。)

Web発達問題研究室

 いろいろな情報が載っているホームページを見つけました。  トップページに、「自閉症、アスペルガー、ADHD、広汎性発達障害、WISC-3,ITPA,PEP-R、学習障害な どよくききませんか?発達障害、特に児童臨床に関する臨床心理学の立場から書いてみまし た。」と 書いてあります。  リンクも豊富です。 「Web発達問題研究室」 http://www.interq.or.jp/model/rinshou/

中卒者の就職

 卒業シーズンになってきた。生徒たちは、進学・就職とそれぞれの道が決まってきたのではないかと思う。  ここで、ふと思う。  中卒者の求人数は極端に少ないのである。私の市のハローワークへの中卒の求人数は一桁である。(就職したい人数は、それよりはるかに多い。)  高卒者になると、求人の数は数千人にハネ上がる。(高卒になると、仕事を選ぶことができ。)とすると、中卒では就職できないのか?高校卒でないと就職できないのか?ということになる。  確かに、中卒者の定着率は低いのなら、企業は高卒以上を採用したくなるのだろう。  家庭の事情で、中卒で就職という子はあまりいないのかもしれない。(経済的理由より、勉強ができないという理由も多いにあるのかもしれない。)  でも、現状では、中卒で就職希望という子はたくさんいる。  中卒者は、「縁故で採用してもらう」もしくは「とりあえずバイトをして実績を作ってから、正規に雇ってもらう」という道しかないのだろうか?  採用がないとなると、ニートやフリーターになるということは、仕方がないということになってしまう。  国は、キャリア教育と言っているけれど、現場ではいろいろな要因が絡み合っているんだなぁ!

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学習へのmotivation

 motivationを辞書で引いてみる。「動機、動機付け、自発性、やる気、刺激、意欲」。  学習へのmotivationを考えてみる。  「高校へ進学したいから」というmotivationは学力を大きく向上させる気がする。目標を持った子供たちは一生懸命に勉強をする。  しかし、「自分は進学しないから」という子供たちは、勉強へのmotivationは低い。勉強をやらない。覚えようとしない。  お偉い学者の先生方は、「学ぶ意欲」とか「学びを楽しむ」とか言う。「面白いから勉強をするのだ」と言う。それは勉強ができる人たちの考えのような気がする。(学者さんのように、自分のペースで勉強できるような環境ならば話は別だろうが・・・。)  昔の子供たちは、「進学しようが就職しようが、学校の勉強だからしっかりやらなければならない。だからしっかり勉強するのだ。」とう風潮があったようだ。しかし、今の子供たちは、「自分は、進学しないから勉強しなくてよい」という考えが蔓延っている気がする。当然、そのような子どもたちは、勉強もせず、学校や地域で暴れて、周りに迷惑をかけている。  今の日本には、入試で答案用紙に名前を書くだけで合格する高校があるという。名前を書くだけで合格する大学があるという。  ちょっと前まで、真剣に受験勉強をしないと合格しませんでしたよね。  フリーターやニートが増えているのはなぜだろう?政治家は本当の原因を知っているのだろうか?  何とかしないと、日本は滅んでしまう。

続 凍りついた瞳

 前作「凍りついた瞳」に続く第2弾。虐待・被虐児の体験を綴った手紙をもとに描かれてたフィクション。。  虐待の連鎖、被虐待児の気持など、体験したものでなければ分からないことばかり。  女性漫画誌「YOU」1996年1月号~9月号まで連載されたもの。
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ニャン太郎

Author:ニャン太郎
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