窃?の疑い(せっぷ)
5月21日の朝刊に「窃ぷの疑い」というものが載っていた。
疑うとますます怪しく思える、ということはよくあることだと思う。それが誤解でも・・・。
?(まさかり)をなくした者が隣家の子の仕業と疑う。すると、その子の歩き方、顔色、言葉までが、いかにも盗んだ者のように見えてきた。
が、まさかりは別の場所で見つかる。と、今度は、その子を見ても一切怪しさは感じられないのだった・・・。
中国の古典『列子』にある「窃?の疑い」の故事。
確かに、人はいったん疑いの心を持つと、それほど冷静にも合理的にもなれないところがある。
「?」は「金に夫」
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