FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

インシデント・プロセス法

 自主勉強会に行ってきた。会費がかかるにもかかわらず、会場は満席。皆さん、勉強熱心なことだ。  インシデント・プロセス法による事例研究だ。テーマは「保健室に行きたがる子の指導」。  いろいろな職種の人が参加しているので、いろいろな意見が聞け、勉強になった。 http://www.ypec.ed.jp/center/kenkyukaihatu/kiyou/H17/shioka1.pdf http://www.pref.hiroshima.lg.jp/kyouiku/hotline/07challenge/H20iryoutekikea2/7dai4bu.pdf
スポンサーサイト

児童養護施設と学校・後編

 8月9日のblogの後編です。 http://edublog.jp/fmv/archive/719  月刊JTU9月号の「ケースワーク『子どもの貧困』伊勢和彦先生(奈良県)より。  『このままでは、職員から自殺者すら出かねえない』学校長から県への訴えには、そう記された一文があった。保護者からの苦情は繰り返され、保護者会開催、校区変更や新しい施設建設要求の署名活動にまで発展した。思い職員会議は夜遅くまで続いた。「もう担任を下してください」そう校長室で泣きながら訴える同僚と確認し合う。「私たちはひとりではない、チームだ」「待ってくれる子どもがひとりでもいる限り、教壇に立とう」「大人を信じられなくなった子を、私たちが見捨てるのか」そう言い合い、涙を流しながら学年会をしたのは、一度や二度ではない。職員一人ひとりが、それぞれのポジションで歯を食いしばり授業を続けた。私は人権教育推進教員として、毎朝保健室に行く。十人ほどの子どもが、たむろしている。床に布団を落としそこで寝転ぶ子。足の折れたベッドで飛び跳ねる子。その子たちと怒鳴り合い無理に教室へ連れて行っても、さらに教室が混乱する。一人ひとりに話しかける。虐待をうけた子は身体に触られるのを嫌がった。罵声を浴びせられ差し出した手を振り払われる日が続いた。施設との連携が大切と解っていたのではない。それは、救いを求め、そうせざるを得なかったからだ。毎日のように施設に足を運び、『反応性愛着障害』をはじめ、様々な知識や対処スキル、関わり方を教えていただいた。「大人を嫌いだという子に、好きになってもらおうとしては駄目。媚びてしまう。こちらからその子を好きになる。そうすれば何をすればよいかが見えてくる」、施設長に教えていただいた。その言葉を支えとした。ある夏の日、施設に行くと指導員が房半分の葡萄を差し出してくれた。  「院での昨日のおやつです。今日、伊勢先生が来ると知って、Aさんは食べなかったのです。一緒に食べると言って」。胸がいっぱいになり、涙で口にした葡萄を飲み込めなかった。一学期も終わろうとする頃、ベッドで寝転んでいる子の頭をなでてあげると寝息をたてて眠ってくれた。そしてひとりずつ、私と一緒に教室へ戻るようになった。やがてすべてのクラスで授業が成立した。私たちはそれを『奇跡』と呼んだ。  その頃全国で『タイガーマスク運動』が広がっていた。この施設にもタイガーマスクが現れた。早朝、施設幼児棟の前に手紙と共に置かれていたお菓子は以前、施設で子たちたちに配られたものだった。プレゼントの文房具の消してある名前をすかすと、施設で暮らす子の名前が見えた。施設の上級生たちが、同じ施設で暮らす一番年下の子どもたちに贈った物だった。施設長はこう語って下さった。「うちの施設に来る子どもたちは、自分の物を人に分け与える子ではない。自分たちが、何ももらってこなかったのだから。そんな子らが人に分け与えるようになった。それは、自分がたくさんのものをもらえたと心から思えたから。小学校でたくさんの気持ちをもらったからだ。小学校の職員のみなさんに本当に感謝しています。

養護施設に里親支援の専門職配置 来年度から厚労省

 2011年9月3日の朝刊に「里親支援の職員配置 来年度から 全児童養護施設に」という記事が載っていた。  厚労省は3日までに、来年度から全ての児童養護施設や乳児院に順次、里親支援の専門職員を配置し、相談業務や里子の一時預かりなどを拡充させる方針を固めた。来年度予算の概算要求に盛り込み、数億円規模の予算措置を見込む。  厚労省は、親と暮らせない子を施設より家庭的な環境に置くことが望ましいとして、里親の養育を3倍に増やす目標を掲げている。東京で里子を虐待死させたとして傷害致死容疑で里親の女が逮捕された事件などを踏まえ、里親が悩みを抱えた場合の支援態勢の整備が必要と判断した。  専門職員は、虐待通報の対応などに追われる児童相談所の職員に代わって、里親の相談に乗ったり、里親同士の交流会を開き、悩みを把握する。里親の休息のため、養護施設などで里子の一時預かりも必要に応じて行う。  児童養護施設や乳児院は全国に約7百ヵ所あり、全てに専門職員を置くには十数億円が必要となる見通しで、来年度から複数年で配置を完了する。  親と暮らせず施設などに預けられている子どもは計三万七千六百十七人で、うち里親が養育するのは三千八百三六人(2009年度)。  里子の養育過程では退行や、どこまで許してもらえるかをみる「試し行動」などの現象が出ることがあり、全国里親会の木ノ内博通理事は「里親同士で悩みを話し合うなど孤立させないことが大事」と話している。 『里親制度』  両親の死亡や虐待などの理由で、親と暮らせない子どもを里親が養育する児童福祉法上の仕組み。里親の希望者は児童相談所に申請し、調査や研修を受けて都道府県から認定を受ける。養育里親のほか、虐待を受けたり障害がある子どもを預かる「専門里親」、孤児などを親族が育てる「親族里親」などの分類がある。里親には養育のための生活費や教育費が支給される。里親の登録者は2010年3月時点で7180人。 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011090301000454.html

<大阪7歳虐待死>「逆恨み怖かった」 隣家通報ためらう

 毎日新聞 9月2日(金)9時42分配信の記事の引用。  結局、虐待かもしれないと思ってもなかなか通報できないのではないようです。なかなか難しい問題です。 <色:#0000ff><大阪7歳虐待死>「逆恨み怖かった」 隣家通報ためらう  SOSはまた、見過ごされた。大阪市西淀川区の市立大和田小2年、藤永翼君(7)が死亡した虐待事件。数カ月前から近所に怒声や泣き声が響いていたが、誰も通報しなかった。児童相談所は情報をつかみながら積極的には動かなかった。児童虐待の対策は強化されているはずなのに、なぜ、悲劇は繰り返されるのか。事件発生1週間を機に検証した。  「お便所に行かせていただいてよろしいでしょうか」。隣家の60代女性は最近、翼君のか細い声を耳にした。直後に継父の怒鳴り声が響いた。「逃げるんとちゃうんか」  翼君の家は木造の棟続きの借家。翼君が引っ越した今年春ごろから、女性は壁越しに、虐待の様子を耳にするようになった。  「普通のしつけじゃない」。女性は虐待を疑ったが、通報したことはなかった。「人様のことに口出したら、あかんと思っていた」  近所の男性(80)も、パン、パンと平手でたたくような音が耳から離れない。翼君はその度に「ごめんなさい」と泣き叫んだ。「通報したのがばれて、逆恨みされ、トラブルに巻き込まれるのが怖かった。今は後悔している」と肩を落とした。     ◇  翼君は先月25日夜に病院に搬送され、26日未明に亡くなった。「プロレスごっこで放り投げた」。大阪府警西淀川署は26日、継父の無職、森田勝智(まさとも)(44)と実母の良子(りょうこ)(29)の両容疑者を傷害致死の疑いで逮捕した。  捜査関係者らによると、翼君は生後間もなく、児童養護施設に預けられた。「(良子容疑者の)養育が困難」という理由だった。しかし、良子容疑者は今年2月、勝智容疑者と再婚すると、翼君の引き取りを望み、児相が許可して3月末に同居が実現した。  ただ、勝智容疑者は昨年秋から職に就かず、生活保護を受けていた。捜査関係者は「翼君にとって初めての家庭は、決して安定したものではなかった」。翼君への虐待は同居後すぐに始まった。     ◇  翼君を救う機会は何度もあった。市こども相談センター(児相)には5月と6月、小学校から計4度、翼君の虐待に関する通報があった。7月には良子容疑者が「子育てにいっぱい、いっぱい」と電話してきた。  しかし、児相は森田容疑者らと形式的な面接をしただけで、積極的な対応に乗り出していなかった。大阪市の担当者は会見で「危険な兆候を職員全員が見落としていた。子供のSOSを把握できる人材の育成をしないといけない」と述べた。【近藤大介、向畑泰司、稲生陽】 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110902-00000014-mai-soci
プロフィール

ニャン太郎

Author:ニャン太郎
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
COUNTER
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。