すべて「いじめ」で片付けていいのですか?

 大津のいじめ自殺事件という報道の後、いくつかの「いじめ問題」が報道されている。
 ちょっと前に、18歳の少年が15万円をたかられ、払えず自殺した事件が「いじめ」として取り上げられていた。
 これも「いじめ」なのですか?これは「いじめ」ではなくて「犯罪」なのではないですか???
 マスコミは、すべて「いじめ」とせず、中立に立った正確な報道をした方がいいのではないでしょうか。そして、警察もしくは裁判所は、加害者には適切は処置をする必要があるのではないでしょうか!?????
スポンサーサイト

うな重の値上がり

 今日は、土用の丑の日だ。『月刊JTU』7月号より、「なださんのメンタル・スケッチ39」を引用します♪
 稚魚が手に入らず、うなぎの卸値が上がっているという噂は聞いていた。だが、1ヶ月ぶりに、鰻屋に入って、メニューを見て、目が飛び出した。並のうな重が、三千円を超えている。失神しそうになった。
 「品数限定で、売り切れたらメニューから外すという、一番安いうな重は残っていないだろうな」とつぶやいて、安い方から二番目のお重を注文したら、引っ込んだ仲居さんが、戻ってニコニコしながら、「三匹残っていましたから、焼きましょうか」
 もちろん答えはイエス。しかし、焼きあがって出てきたお重の蓋を開けて、目が吸い付けられた。蒲焼が一列しかない。普通は2つに切って焼くので、太いのと細いのと、二列になっている。それが一列しかないのだ。小さいうなぎだから、2つに切れないのだ。
 それでも値段の方は2700円を超えていた。ぼくの仕事場の近くの神楽坂では、1000円でランチを食べさせてくれるレストランが多い。それに比較すると、格別に値上がりした感が強い。
 ま、うなぎが高くなったなら、蒲焼が高くなっても仕方がないか、と諦めモードに入る。しかし、自分の受けた衝撃を計算しながら、これから、うつ病が増えるのではないかと思う。うなぎ好きは、メニューを見て、ショックでうつ病にならないはずがない。
 斎藤茂吉は、北杜夫の話してくれたところでは、うなぎが好きで一日に二回食べる日もあったという。かれが生きていて、うな重三千円時代の今日の日に出会ったら、どんな癇癪を起すだろう。
 最初にフランスに行った時、美味しいと評判のライン川のうなぎの白葡萄酒煮を、ご馳走してもらったことがあった。うなぎのぶつ切りが皿の中に転がっていて、白濁したソースの中を泳いでいた。まずいとは思わなかったが、日本のうなぎの蒲焼の美味しさを再確認した。江戸時代から、磨き上げた味だ。うなぎの蒲焼一種類の料理だけでレストランが経営できるなんて、どう説明しても、話だけで納得させることは出来ない。日本に連れてきて食べさせる。初めて納得。そして癖に。

子どもの本能的な学びの再生と覚醒

 2012/7/5の明治図書より、引用♪
 定期的に指導を受けている子どもよりも、むしろ指導を受けずに自由な遊びをしている子どもたちの方が、ある能力について高い結果が出ているとの話題が最近報じられた。この場合の能力とは、子どもたちの運動に関する側面である。東京学芸大学の杉原隆名誉教授の研究グループによると、小学校3年生くらいまでは遊びながらさまざまな動きを経験させることが、運動能力を伸ばすことにつながるとのことである(5月15日 NHK生活情報ブログ)。
 子どもたちのために良かれと思い、早くから系統立てられたトレーニングを施すことは、必ずしも最善の結果へと結びつかないということである。同じような話は、かつて拝読した小野剛『世界に通用するプレーヤー育成のためのクリエイティブサッカー・コーチング』(大修館書店、1998年)でも述べられている。
 本書によると、生まれたばかりの赤ん坊の未熟な脳は、部品としての神経細胞は出そろっているもののまだ配線された状態ではなく、10歳頃までの間に多種多様な刺激によってその配線を増やし、複雑な回路を形成していくとして、幼児期から小学校低学年までの年代の子どもには、反復練習によって1つの技術の完成を目指すより、おおざっぱでも多様な運動経験を積ませた方がよいと指摘されている。さらに、よくこの年代の子どもは集中力がないと言われるが、それはこの年代の子どもの欠点ではなく、将来の成長のために生まれつき備わっている機能と考えられて、「無駄な動き」や「寄り道」によって子どもはいろいろな運動を同時に経験し、さまざまな神経回路を形成していくことができるのだという。
 社会科と生活科を専門としていながら、個人的な趣味でたまたま拝読した本書で、上記のようなことを教えられた。以後、特に生活科で大事にすべきことともリンクする内容であることから、講義や講演でも、しばしば引用させていただいている。このたび、同様な内容に関する実証的な成果が報道されて、素人ながらもスポーツや運動の最新の研究に改めて注目しているところである。
 ところで、小学校から始まる旧来型の教科学習なども起因とされる小1プロブレムに関連して、生活科にはスタートカリキュラムとしての大きな役割が期待されている。国家が求める能力の形成を意図的・系統的・計画的に実施するための旧来型の教科のあり方は、現在の体制下では必要不可欠な存在ではあるものの、果たして子どもたちに最善の結果をもたらしているのだろうか。教科による人工的な学習は学校教育において欠かせない枠組みではあるが、一方で「子どもたちの本能的な学び」を奪いすぎてしまう存在であってはならない。
 この点は、幼少期の運動能力に限らず、初等中等教育の全般において、いま再び留意が求められる観点となっている。小学校3年から高等学校にまで設けられている総合的な学習の時間で特に期待されている「探究」は、人工的な学習が支配的となってしまった学校教育の中で、「子どもたちの本能的な学び」を再生もしくは覚醒させる可能性を秘めている。
 「探究」は、学校教育の中では必ずしも新しい考え方ではない。以前から社会科や理科で主張されてきた視点でもある。このたび、「探究」が教科とは異なる総合的な学習の時間で、特に重視されることとなった点が注目される。いま、子どもたちの教育活動は、学校での教科学習が中心であることは常識である。しかしながら、このような状態は我が国においては、つい150年ほど前までは必ずしも当たり前のことではなかった。日本で教科学習が始められた当時は、それまでの学びの常識と異なる環境や状況に、学校への焼き討ちまで発生した事実も確認されている。それまでの多くの人々にとっての学びとは、日常生活の中での数々の困難や問題を解決しながら生活していく、その営みの中で経験的に蓄積されていくものであった。
 戦後に刷新された学校教育制度の下で誕生した社会科も、民主主義社会の構築を標榜して、そもそもは青少年の現実の生活の問題を中心に社会的経験を広め深めていくことを期待された新教科であった。そこでの学習は当初は、問題解決学習という名の子どもたちによる「探究」が主眼とされていたが、ご案内のように、社会科は時をかさねるごとに次第に変質しながら(させられながら)、現在に至っている。
 教育の歴史の中で、消えては再び注目される「探究」は、失われすぎては改めて再生が求められる「子どもたちの本能的な学び」と常に相関し続ける存在でもある。いま子どもたちや先生方から低い評価を受けている社会科が消失せずに、再び魅力ある教科として復権するための鍵も、このあたりにあるのかもしれない。

永田 忠道(ながた ただみち)広島大学大学院教育学研究科准教授
国立教育研究所、国立教育政策研究所、大分大学を経て2012年4月より現職。全国社会科教育学会理事、日本社会科教育学会評議員、日本生活科・総合的学習教育学会常任理事。主な著書に、共編『混迷の時代!“社会科”はどこへ向かえばよいのか』、共編『「思考力・判断力・表現力」をつける中学地理授業モデル』、共著『新社会科教育学ハンドブック』などがある。

大津のいじめ自殺事件に思う

 連日、ニュースで、大津市のいじめ自殺事件について報道されている。
 報道されているのは、一部のだろうが、よくわからない部分がある。(子ども同士のトラブルがあると、すべて「いじめ」と報道されているように思える。)
 報道の内容から推察すると、「いじめた側」も「いじめられた側」も、教師の指導が入らない同じ不良グループのメンバーのように思えるのだが、非行とこの事件との関係はどうなっているのだろう。
 すべて「いじめ」として報道するのではなく、非行がどうであったのかというのも解明し、報道もきちんとしてほしいものである。(報道は、事件の一部ではなく、全てを報道してほしいものである。)

児童養護施設出身者の就労支援 四ツ葉の会

 2012年6月15日の朝刊より、「児童養護施設出身者の就労支援 四ツ葉の会」の引用↑↑↑
温かく自立見守り50年
 児童養護施設出身の若者たちの就労を支援してきた名古屋市の「四ツ葉の会」が結成から50年目を迎えた。虐待や育児放棄などで親元を離れざるをえなかった子どもたちが自立できるようにと、民間事業者の有志が始めた。景気低迷で就労環境の悪化が著しい今も「子は社会の宝。理解の輪を広げたい」と支援を惜しまない。
企業経営者らが活動
 「他人や環境のせいにしがちだけど、結局、自分次第でどのようにでもなる。みんなに可能性がある」。6月初旬、名古屋市緑区の青少年宿泊センターで開かれた市主催の自立支援研修会。葬儀会社を経営する四ツ葉の会会員、田中友次さん(42)が、児童養護施設で暮らす中高生30人余りに語り掛けた。
 家業を29歳で継いだ田中さん。「人の死で金をもうけている」と偏見にさらされてきた葬儀業で働くことが当初は嫌で仕方なかった。今は違う。「葬儀をした家族からの心のこもった感謝の言葉や、従業員仲間の支えがあって自分は変われた」。子どもたちも境遇に負けてほしくないとの思いがにじむ。
 養護施設の子どもたちの多くが親の愛を知らずに育つ。心を開けず、人間関係をつくるのが苦手な子は反抗的になりがち。でも、誰かが彼らの小さな声に耳を傾け、自立への一歩を温かく見守らなければ-。四ツ葉の会は、そう考えた企業経営者や自営業者らが1963年につくった。
 子どもたちを積極的に雇用し、住まいの面倒をみてきた。親の虐待から逃れるため、行政や警察と連携し、離れた土地で就職を世話したこともある。ここ十年で約50人が就職できた。
 仕事が長続きせず、突然、行方不明になるケースもある。会長の一色太一郎さんは「うまくいかないことの方が多い。でも、子どもたちも何とか自立したいと思っているはず。粘り強く向き合うことが大切」と話す。
 一色さんは3月、父親の虐待に苦しんでいた十代女性の就職を世話した。最近、雇い主から「無遅刻無欠勤で、とても頑張っている」と連絡を受け、うれしさで胸がいっぱいになった。自立の道を歩み始めた若者たちは、一人また一人と幸せをつかんでいる。
 研修会では、児童養護施設出身の先輩との交流会も開かれた。親に育ててもらえなかったという女性(40)の話を聞いた高校3年生の少女は、自分の境遇と重ね、ぽろぽろと涙を流した。
 女性が少女に言った。「生い立ちを恨んでもいい。でも、いつまでもそう思っていないで、少しでも前に進んでほしい」。少女は「仕事に就いて、必要とされる人になりたい」と答えた。
協力事業者増やしたい
 12日に名古屋市内のホテルで開かれた四ツ葉の会の第50回記念総会。会員や福祉関係者など約百人を前に、会長の一色さんが「少子化が進む中、子どもたちは国の財産。それなのに、児童養護施設出身者は不遇のまま。社会環境も良いとはいえない」と危機感を募らせた。
 名古屋市は本年度から、施設出身者の就労支援事業を実施。従来の施設職員の取り組みに加え、相談支援員ら専門家の支援を充実させた。依然として、社会の無理解や偏見が就労の厚い壁となっており、景気低迷で求人数も減っている。
 一色さんは「会の活動を広く知ってもらいたい。協力事業者を少しでも増やし、県域を超えた就職支援にも取り組みたい」と抱負を語った。

「めんどくさい」を乗り越えて

 「子どもの人間関係づくりに関する調査」(2011年3月)によると、子どもたちは、面倒なことを乗り越える経験が最近減っているという。
 そのため、その機会を意図的につくる必要があることも報告されている。一歩踏み出す努力をしてその先にある達成感を経験させないと「めんどくさい」を乗り越える力がつきません。つまりそこにやりがいがあることを覚えていれば、「めんどくさい」ことでもやってみようとする気持ちになるだろうということなのです。

教師力をアップする英語授業の大技・小技が満載!

 明治図書より、メール。
 今号(6月第4週号)は、著者インタビュー、書籍の新刊情報をお届けします!
 著者インタビュー「教師力をアップする英語授業の大技・小技が満載!」
 今回は笹達一郎先生に、新刊『すぐに役立つ!365日の英語授業づくりガイドブック 授業の基本・文法指導編』、『同 コミュニケーション活動・評価編』について伺いました。

笹 達一郎(ささ たついちろう)
 1967年群馬県生まれ。早稲田大学卒業。東京での民間勤務を経て、1997年より群馬県公立中学校教諭等。英語、社会を担当。英語教育、進路、学校行事等のアイデアを掲
載した中学校教員向けのHP『教室のアイデア』を運営。
 主な著書に、『授業をグーンと楽しくする英語教材シリーズ 人気ゲーム満載!英語表現・文法指導アイデアワーク(学年別、全3冊)』、『授業をグーンと楽しくする英語教材シリーズ 英文法の基礎・基本&面白解説ワーク(学年別、全3冊)』などがある。

―本シリーズには英語授業づくりの様々な極意が紹介されていますが、そもそも本シリーズはどのような趣旨でご執筆されたのですか?
 おもに2つの課題意識をベースにしています。1つは、近年、先生の年齢構成の変化や学校の小規模化によって、授業づくりにかかわる経験知の継承が難しくなってきていることです。本シリーズでは、活字では伝わりにくい経験知が少しでも伝わりやすくなるように工夫しました。もう1つは、現在、英語授業のスタンダードが見えづらくなっていることです。このことは学校現場において、経験の浅い先生に限らず、多くの混乱を起こしていると感じています。本シリーズでは、日常の英語授業においてどのような授業づくりをしていけばよいのか、教室の現実に即した「新しい英語授業のスタンダード」を具体的に提案しています。

―本シリーズは英語授業づくりの小事典とも言えるほど、濃い内容の2冊に分かれていますが、その2冊の内容を簡単にご紹介ください。
『授業の基本・文法指導編』は、語彙指導、発音指導などの小技から「教科書で教える」コツなどの大技まで、新任からベテランの先生にまで参考にしていただける内容になっています。また、授業における文法説明の意義を見直し、効果的な説明のあり方について提案しています。
 『コミュニケーション活動・評価編』では、コミュニケーション活動で育成をめざす力を視点に、活動の種類を整理分類しながら実践例を紹介しています。特におすすめなのは、英語の授業における「言語活動の充実」とは何かについてまとめた章です。

―本シリーズには、単語テストやフラッシュカードの作り方・使い方など、授業ですぐに使えるアイデアも満載になっています。効果的な使い方をご紹介ください。
 授業づくりの小技もたくさん紹介しました。既刊の著作では紹介しきれなかったものや、新しく考案したものも収録しています。ぜひ生徒の実態にあわせて、修正を加えながらオリジナルの教材を作り出して下さい!

―今年度から、中学校は新教育課程になり、英語は週4時間となりました。英語教師としてこの1年を乗り切るために、どのようなことに一番気をつけていくべきだと先生は思いますか?
 教科書にもよりますが、新しい教科書の多くは語彙・内容ともにかなりのボリュームになっています。「教科書を教える」やり方一辺倒では、4時間どころか5時間あっても時数が足りません。先生自身が指導内容を焦点化しながら、主体的に教える必要があります。一言で言えば「教科書で教える」ことが求められていると言っていいでしょう。本シリーズではそのコツとアイデアも紹介しています。ぜひ参考にして下さい。

―最後に全国で英語を教える新任・若手の先生に向けたメッセージをお願いします。
 英語を教えることは大変なことです。そのハードルを乗り越えるために、経験の浅い先生には、ぜひ教えることを楽しんで欲しいと思います。楽しい授業づくりのためには、まず先生が教えることを楽しむことが大切です。生徒の成長をともに喜ぶ姿勢で、良い授業づくりをしていきましょう。
プロフィール

ニャン太郎

Author:ニャン太郎
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
COUNTER
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR