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『新任3年目までに必ず身に付けたい!子どもがサッと動く統率のワザ68』

 明治図書より、メール。2016年8月第4週号。
 今回は西野宏明先生に、新刊『新任3年目までに必ず身に付けたい!子どもがサッと動く統率のワザ68』について伺いました。
西野 宏明(にしの ひろあき)
 1983年東京都八王子市生まれ。
 2006年立正大学心理学部臨床心理学科卒業。
 2008年玉川大学教育学部(通信)卒業。
 2009年東京都八王子市立川口小学校勤務。
 2014年東京都小金井市立緑小学校勤務。
 教育サークル・オリエンタル・レボリューション代表
 八王子コーチングサークル・クリエイト代表
 著書に『新任3年目までに必ず身に付けたい!子どもがパッと集中する授業のワザ74』(明治図書)

―子どもがついてくる先生とそうでない先生の決定的な違いは何でしょうか。
 ずばり人間性です。
 技術以上に、その先生の在り方、マインドが大事だと思っています。
 子どもに言っていることをその先生がきちっと実行していれば信頼されるでしょう。間違えたときは素直に謝るという潔さがあれば、誠実さが伝わるでしょう。先生自身が誰かに憧れ、学び、成長し続けていれば、子どもはその姿勢に感化されるはずです。
 ただそうは言っても、熱意だけでなく、事実として自分を変えてくれる指導力、専門性もなくてはならないスキルだと思います。
―本書では「事前指導」と「評価」の重要性が各所で述べられています。なぜ、事前指導と評価が重要なのでしょうか。
 指導したことが定着するからです。
 事前指導をすれば、子どもはどうすればよいのか、望ましい行動がわかります。
 そして活動の後に、先生が評価(ほめる・指摘する・叱る)をすれば、子どもは次回どうしたらよいのかがわかります。
 活動の後に評価がないと、子どもは何がよくて、何がよくなかったのかがわかりません。そうなると、不安を感じます。
 ただ、子どもを育てるという観点では、毎回毎回、事前指導するのではなく、子ども自身が考え行動できるように指導することも大切です。また、評価に関しても先生だけでなく、子ども自身自己評価、相互評価する方法もあります。そのあたりのことも本書では紹介しています。
―本書に掲載されているワザの中で、夏休み明けに効果的なワザを3つ、簡単にご紹介ください。
 1つめは、134ページの「初っ端アンケート」です。子どもの得意・不得意分野がわかります。学級全体の傾向を粗っぽくですが、つかむことができます。先生の1学期の指導の振り返りにもなります。
 多くの子が苦手としているものを早めに克服させてあげましょう。そうすることで先生に対する信頼感もさらに高まるはずです。
 2つめは、106ページの「荒れの兆候」発見の視点と対処法です。
 学級の傾きが顕在化されるのが、9月頃です。「まあ、子どもたちは素直だし、何とかなるか」と安心に浸るのではなく、改めて客観的に自分の学級をチェックしてみましょう。
 3つめは、運動会関連のワザです。秋は運動会の季節です。私は初任者の頃、学年を動かすのが大変苦手でした。
 集団を動かす基本的なスキル(整列のさせ方、事前指導の仕方、評価の仕方など)を載せました。丸腰で子どもの前に立つより、ずっと自信をもって指導できるはずです。
―1章では、2章で紹介されている68のワザを7つに分類してまとめてありますね。本書の活用方法を教えてください。
 1~6の左ページにはワークが入っています。
 時間をかけて、一度しっかりと取り組んでみてほしいと思います。そうすることで、自分を振り返ることができ、指導が変わっていくと思います。
 本書の実践をただマネするだけではなく、ご自分の実践と重ね合わせたり、別の場面に応用できないか考えたりすることが実践力を高めるうえで大切だと考えます。
―最後に、学級経営に悩む読者の先生方に向け、アドバイスをお願いします。
 私は初任者時代、授業でも学級経営でも大きく挫折しました。
 とてもつらい経験をしました。子どもにもつらい思いをさせました。
 その経験を思い返しながら、当時の私と同じように悩んでいる若手の先生方に向けて本書を記しました。
 どうか、一人で抱え込まずに同僚や仲間に相談してみてください。ときには、自分のためにゆっくり休んでください。
 そして元気になったら、教育書を読んだり、セミナーやサークルに参加したりして研さんに励んでください。子どもたちが変わる手ごたえを感じ、先生自身の自尊感情が高まるはずです。そうなってからが楽しい職業だと思います。
 いつかご一緒に勉強しましょう!

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多忙な先生 部活顧問「強制」の解消を

 2016年6月27日の朝刊に、「多忙な先生 部活顧問「強制」の解消を」という記事が載っていた。
「本来の職務に影響」訴え
 土日の部活動は完全休み。
 平日も一日は必ずオフ。
 中部地方の中学校に勤務する三十代教師、藤野悠介さん(仮名)が顧問のソフトテニス部は週に3日、休みがある。生徒はのびのびと活動し、昨年度は県大会で上位に進んだ。藤野さんも部活動がない日は体を休め、本来の職務に集中できる。でも三年前までは違った。「部活動大好き人間で、ガンガンやってました」
 初めて任された顧問は、バレー部だった。競技経験はなかったが、DVDを見て研究。練習試合で他校の先生に教えてもらいながら指導した。土日の練習にも、疑問はなかった。
  ○ ○ ○
 ソフトテニス部を任されたときはうれしかった。競技経験もあり、張り切った。毎日の朝練と夕練。その後に授業の準備や校内の仕事をするので、夜9時まで学校に残った。土日は県外での練習試合に積極的に出場。大会当日は、朝5時から練習したこともあった。
 ふと疑問に思ったのは3年前。子どもが生まれたことがきっかけだった。家族と過ごす時間が全くない。「何のために仕事をしているんだろう」。指導してきた生徒の半数が高校でテニスを辞めたことも、迷いを深めた。テニスを好きになってほしかったのになぜか。子どもたちは悪くない。自分の考えを、変えた方がいいのではないか-。
 そのころ、現役教師がつづるあるブログが目に止まった。部活動の在り方に、疑問を投げかけていた。部活動は、学校教育の一環ではあるものの、教育課程外の活動。学習指導要領には「生徒の自主的、自発的な参加により行われる」とある。手当も、平日は実質ない。休日は4時間以上の出勤で3000円程度。制度的な位置付けがはっきりしておらず、事実上ボランティアで成り立っている。
 藤野さんも、部活動にのめりこんで家庭が壊れかけた教師を見てきた。そこで、活動日数を見直した。「活動日は減ったけど、大会の結果はそんなに見劣りしてません」。指導方法も、勝つための練習から、生徒たちに話し合わせる形に変わった。それでも「上の子のときはもっと時間をかけてくれたのに」と保護者から言われることがある。年度初めの懇談会で、教師が置かれている状況を丁寧に説明するようにしている。
 昨年末、同じ思いを持つ全国の教師とネットでつながり、「部活問題対策プロジェクト」を立ち上げた。そもそも部活動の顧問を教師全員がするのはおかしくないか。顧問をするか、しないかを選択する権利を求めて署名を開始。約23,500人分が集まり、3月に文部科学省に提出した。
 文科省は6月中旬、地域の競技経験者らが指導を担う「部活動指導員」の配置や、休養日の設定といった改善策をまとめ、都道府県教育委員会に通知した。同省の担当者は「休養日が必要なことをスポーツ科学の観点から裏付けて、実効性を持たせたい」としつつも、顧問をするか否かは「学校長が決めることで、国が言うことではない」とする。
  ○ ○ ○
 藤野さんの周りでは最近、若い教師が平日や休日の部活動を休むようになってきた。「何度も言い続けたからでしょうか」。テニスは好きだが、来年度は顧問を引き受けないつもりだ。退勤時間の午後4時半。学校を出ると、空の青さがまぶしい。「こんな空が見えることを、いろんな先生に知ってほしい」
(長田真由美)
多くは競技経験なし
 部活動の顧問の多くは、その競技の経験がない教師が担っている。日本体育協会の調査では「担当教科が保健体育ではない」かつ「現在担当している部活動の競技経験なし」の教師は、中学校で46%、高校で41%。早稲田大の友添秀則教授(スポーツ教育学)は「興味のない、経験のない競技を指導するのはつらい。事故が起きないのが奇跡とも言える」と話す。生徒の立場からすれば、技術的な指導が受けられないとも言える。
 「部活動の活動時間を一年間で換算すると、およそ700時間」と友添教授。国語、数学、英語は140時間であることを考えると、どの教科よりも圧倒的に長い。「教科指導が本業の教師にとって、片手間で指導するには限界がきている」と話す。
 「目下の改善策は、教員のシャドーワークの絶対量を減らすこと」と名古屋大の内田良准教授(教育社会学)は言う。「教師のただ働きで成り立ってきた分を、外部指導者に任せるとなると、多額な予算が必要」と指摘。「活動の日数を減らすなど、できることから改善して、その上で制度設計を考えてはどうか」と提案する。


http://www.geocities.jp/bukatumondai/
https://twitter.com/bmtproject
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