<要注意!クラッシャー上司>命の危険編(上) 強すぎる権威は事故招く


 2017年6月19日の朝刊より、「<要注意!クラッシャー上司>命の危険編(上) 強すぎる権威は事故招く」の引用。

 部下の仕事を苦役に変え、組織発展の芽を摘んでしまう「クラッシャー上司」。2月27日から3月13日まで毎週月曜日に3回、「要注意!! クラッシャー上司」を連載した。大きな反響をいただいたことであらためて事の重大さを感じ、さらに調べてみると、クラッシャー上司は「要注意!!」どころか、状況によっては人命を損なう危険まであることが浮かび上がった。3回にわたって紹介する。 (三浦耕喜)
 今回、訪ねたのは日本航空の元機長で航空評論家の小林宏之さん(70)。愛知県新城市の出身で、現役時代は四十二年間、一万八千五百時間を飛んだ。運航安全推進部長も務めたプロだ。飛行機事故のたび、しばしばコメントを求められる。
 「先日もテレビで拝見しました」と記者が言うと、小林さんは温和な中にも厳しい目で答えた。「本当は事故の後にコメントするよりも、事故が起きる前のことを考えるべきなのですが」。現場で数々のトラブルを乗り越えてきた経験がにじみ出る。
 取材の趣旨を伝えると小林さんは言った。「現在の航空会社に『クラッシャー上司』は存在しません。安全運航の要である『CRM』を損なうからです」
 CRMは、一九七〇年代に米国で研究が始まった航空機の安全運航を図る概念だそうだ。「当初は『コックピット・リソース・マネジメント』の略称でした。操縦室内の人的・機械的すべてのリソース(資源)を引き出して安全運航を図る考え方です」と説く。
 第二次世界大戦後、航空機は一般的な乗り物となり、事故の防止は社会の要請となった。メーカーは機体の改良に着手。金属疲労の仕組みを解明し、エンジンの信頼性を高め、複数の操縦系統を用意した。国も規則を整備。管制による誘導に従うこと、決められた航路を飛ぶことなど、安全ルール作りも進んだ。
 これらで事故率は次第に下がったが、七〇年代後半に事故率は横ばいとなった。事故率が下がらないまま便数が増えれば、事故の件数は増えるばかりだ。
 機体もルールも良くなっている。すると、残るは「ヒューマンエラー」。調べると、乗員間のコミュニケーション不足や勘違いなど、人為的ミスが事故の60~80%を占めることが明らかになった。
 「人間はだれもが間違えます。上司である機長の間違いを部下が正せるか。ここにCRMの狙いがあります」と説明する。
 例えば九九年に起きた大韓航空貨物機墜落事故。機長の操縦ミスだったが、航空機関士が「バンク(機体を傾けすぎ)」と指摘したのに、機長は無視した。当時、空軍出身者がパイロットになることが多く、軍隊当時の階級を持ち込んで、部下を威圧することも背景にあったと指摘された。
 威圧的な機長だけではない。七七年に発生したジャンボ機同士の衝突事故では、濃霧の中、滑走路に別の機がいる可能性に航空機関士が気付いた。機長に告げたが、機長は大丈夫と判断して滑走開始。五百八十三人が犠牲となった。
 機長は、教官として多くの操縦士を育て、信望も厚かった。クラッシャー上司とは異なるかもしれない。「ですが、信望があったが故に『何が』ではなく『だれが』正しいかにすり替わってしまった。『この人が言うのなら』と」。小林さんは強調する。
 「大勢の命を預かる機長の責務は重大。だからこそ、自分の間違いを正そうとする声にも耳を開く。機長の権威を、部下が何でも言える程度にする必要がある。これを『適度な権威勾配』と呼びます」と言う。
 「その構造は他の分野や業界にもいえます」と小林さん。それは何か。二十六日掲載の(中)に続く。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/201706/CK2017061902000181.html
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<要注意!!クラッシャー上司> (下)暴れても、真に受けないで

 2017年3月13日の朝刊より、「<要注意!!クラッシャー上司> (下)暴れても、真に受けないで」の引用。

 クラッシャー上司は人も組織もつぶす。前回(3月6日)は、クラッシャー上司が存在することによる害悪を明らかにした。だが、今この瞬間にも毒気を吐きながら巨大化する上司がいる。この現実にどう立ち向かうか-。 (三浦耕喜)
 「クラッシャー上司に立ち向かうには、まず『あ、この人はクラッシャー上司なんだ』と見破ることが最初に必要です」。筑波大医学医療系産業精神医学・宇宙医学グループの松崎一葉(いちよう)教授(56)は、まずはクラッシャー上司と認識することの重要性を強調する。認識なくして対策なしというわけだ。
 クラッシャー上司には(1)部下を精神的につぶしながら、どんどん出世する(2)自分は正しいとの確信を持っている(3)精神的に参っている部下の気持ちが分からない-の特徴がある。
 加えて「得々と自分の若いころの武勇伝を語りたがる」という特徴も加えられるという。ちょうど今、上司になっているのは、バブル経済華やかなりしころに社会に出た世代。がんばれば成果も出たし、人的な余裕もあった。携帯電話で二十四時間縛られることもない。
 「こんな大きな仕事したんだぜ、おれは」。そう言ってみたところで、それは時代に恵まれたところもあるだろう。そう考えると、上司の顔を見るのが憂鬱(ゆううつ)という人も、少しは気分が落ち着くのではなかろうか。
 その上で「なぜ暴れているかを理解すると、さらに上司への不安を減らすことができます」と松崎教授。そのキーワードは「未熟さ」だ。仕事ができて圧倒されがちだが、実は情緒不安定という共通項もある。「赤ん坊のように泣きわめけば、周りがあやしてくれて、欲しいものが手に入ると思っている。どんなに偉そうで自信たっぷりに見えても、正体は小心で臆病で、不安と焦燥感にいつも駆られている」
 だから「ネチネチ言われた時は『ああ、これがうわさのクラッシャー上司だな』『こんな人間になってしまったのには、相応につらい生育環境を経てきたのだろう。気の毒なことだ』という程度に思うと気は楽になる」。
 クラッシャー上司は頭がいいので、言っている内容自体は理にかなっていることが多い。「だから『アドバイスありがとうございます』と形式的に礼でも言っておく程度でいい。心から感謝する必要はない」
 とはいえ、これらはとりあえずの策。根本的な対処が難しいのは事実だ。下手に「左遷」させると、行った先で一層クラッシャーになりかねない。部下をつけず、一人で完結する業務に就かせるのも手だが、仕事はチームで行うものである以上、特殊な職種に限られる。
 「クラッシャー上司を容認する風土はすぐには改善しないでしょう。だが、共感できる仲間と一緒になって会社に働き掛けていくことはできる。聞く耳を持ってくれる先輩は必ずいる。会社が成長していくためにも、クラッシャー上司を裁いて処分できる会社へと変えていかねばならない」。松崎教授は話している。
 【急募】うちの会社ではクラッシャー上司にこう対処した-。そんな知恵と体験求む。メール=chousa@chunichi.co.jp=件名に「クラッシャー上司係へ」と記入を。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/201703/CK2017031302000167.html

<要注意!!クラッシャー上司> (中)異論許さず革新の芽つぶす

 2017年3月6日の朝刊より、「<要注意!!クラッシャー上司> (中)異論許さず革新の芽つぶす」の引用!

 クラッシャー上司に注意せよ-。前回(2月27日)は、クラッシャー上司について「部下を精神的につぶしながら、どんどん出世していく人」と定義した。だが、害が及ぶのは人だけではない。所属する企業や組織にも災いをもたらす。前回に続き、著書「クラッシャー上司」(PHP新書)を書いた筑波大医学医療系産業精神医学・宇宙医学グループの松崎一葉(いちよう)教授(56)に聞いた。 (三浦耕喜)
 「クラッシャー上司は部下をつぶしますが、組織の問題も大きく絡んでいます。長年、精神科産業医として多くの職場を見てきたが、この国の多くの企業にクラッシャー的な傾向が強くあったと感じる」。松崎教授は組織の問題に切り込む。
 松崎教授が一例として挙げるのは、東芝の不正会計問題だ。二〇一五年に発覚したこの問題では、歴代三社長が部下に圧力をかけ、「チャレンジ」などの言葉で利益の水増しを迫ったことが明らかになっている。
 今年二月には、東芝が決算発表を延期した原因をめぐり、新たな疑惑が浮上。米子会社が手掛ける原発建設で生じた巨額損失を少なく見せるよう、首脳が部下に圧力をかけた疑いが表面化し、既に退職している複数の元部下に賠償金を支払うリスクが出てきた。
 「東芝の信用は失墜し、経営危機に陥った。でも、部下に圧力をかけた上司は私利私欲で不正を働いたのではないだろう。むしろ、会社を救うためという『善』の確信すら抱いていたのではないか」と分析する。
 ところが、破綻は目に見えているのに、その恐ろしさに気付かなかった。「クラッシャー上司は全体を俯瞰(ふかん)する力を欠いているからです。それは、苦しむ部下の気持ちが分からない『他者への共感性の欠如』とも重なります。自分が正しいと確信するあまり、一歩引いて別の視点から見ることができないのです」
 クラッシャー上司は、部下を巻き込んで一方向に盲進する。異論も許さないので、間違いを正す兆しにも気付かない。なのに、間違いを起こしても、上層部に取り入る巧みな政治力で自身の地位を守り、悪いのは暴走した現場だと部下をネチネチ責める。あらゆる職場で共通する構図だろう。
 激動の時代、あらゆる企業にイノベーションが必要だ。だが「クラッシャー上司はイノベーションの芽をつぶす」と、松崎教授は言う。
 なぜか。「自分こそ『善』という誤った確信を持っているので、自分と異なるタイプの部下を排除しようとするからです」
 イノベーションの種は「多様な人材を積極的に活用しようというダイバーシティー(多様性)の考えを実行している組織であるほど、見つけやすい」。そんな種に気付いた上司が「面白いね」と評価し、どうすればこの発想を伸ばせるかと伴走することでイノベーションの突破口が開ける-というのが松崎教授の見解だ。
 クラッシャー上司は目先の利益は上げることがあっても、じわじわと人材を損ない、長期的には企業の未来をもつぶす。その危険性は分かったが、企業のあちこちにクラッシャー上司がいる。今この瞬間も毒を吐き、巨大化する上司がいるのだ。この現実にどう立ち向かうか。続きは十三日の紙面で。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/201703/CK2017030602000174.html

<要注意!!クラッシャー上司> (上)有能だけど…人の痛みに鈍感

 2017年2月27日の朝刊に「<要注意!!クラッシャー上司> (上)有能だけど…人の痛みに鈍感」という記事を見つけた。
◆松崎一葉・筑波大教授に聞
 仕事を苦役にするのは、長時間労働だけではない。仕事はできるものの、部下を次々つぶして出世していく「クラッシャー上司」もそのひとつだ。その危険性を著書「クラッシャー上司」(PHP新書)で指摘した筑波大医学医療系産業精神医学・宇宙医学グループの松崎一葉(いちよう)教授(56)に、クラッシャー上司の傾向と対策について聞いた。 (三浦耕喜)
 松崎教授がクラッシャー上司の存在に気づいたのは、十五年ほど前。某大手広告代理店に赴いた時のことだ。
 メンタルヘルス対策で招かれたはずだが、居並ぶ社の幹部の表情は渋い。同席した常務が言った。「メンタルヘルスなんてやめてくれ。俺は部下を五人つぶして役員になったんだ」。松崎教授の中でクラッシャー上司の概念が生まれた瞬間だった。
 クラッシャー上司とは何か。松崎教授は「一言で言えば、部下を精神的につぶしながら、どんどん出世していく人のことです」と定義する。その人は基本的に能力があって仕事ができる。部下は心を病んで倒れていくが、業績はトップクラスなので、会社は問題に気付いても処分できない。結果として、どんどん出世してしまうという。
 人格を否定したり容姿をやゆしたり、「バカ!」などと暴言を吐いたりすれば、単なるパワハラ上司として指摘もしやすい。だが「クラッシャー上司は頭がいいので、そんなことは悪いこと、やってはならないことだと知っている。そうではなく、自分のやっていることは善なのだという確信すら抱きながら、部下を追い詰めていくのです」。
 松崎教授が挙げたのは、部下への指導に熱心な上司の例だ。

 ある機械メーカーの課長が二十代の部下に顧客の要求が厳しい案件を任せた。課長には部下を育てたいとの思いがあった。案件が行き詰まってくると、深夜まで残業続きの部下に課長は張り付いて指導した。「俺もこうやって鍛えられてきた」「客の信頼を失ってはならないぞ」と叱咤(しった)激励を続けた。部下には休む暇もなくなった。
 そんな仕事が数週間続いたある日、部下は出社できなくなり、療養を要する身に。間に入った総務担当に課長は「やっぱり最近の若いやつはだめだ。他のできるやつを回してよ」と言ったという。
 松崎教授は「この場合、課長に悪意はない。むしろ部下の成長を期待して支援にも熱心だ。だから付きっきりで指導する。だが、自分がそうすることで、そうされる側の部下がどれだけつらい思いでいるのか。そこが共感できない」と言う。他者の痛みに鈍感なのが共通点。「自分のやり方は正しく、こうして部下を鍛えている自分は善であるという確信が揺らがないからです」
 ネチネチと質問と要求を投げかけて、一時間でも二時間でも部下を「雪隠ぜめ」にするタイプも、クラッシャー上司として要注意だと松崎教授は指摘する。「じりじりと部下を追い込み、逃れるすべを奪っていく。部下が戸惑い、おびえるのを見て、さらに攻撃性を増すやり方です」
 鉄壁の論理を構築し、部下を反論の余地のないところまで心理的に追い詰めていく。「部下が疲れ果てて『すべて自分の間違いです』と平伏するまで延々と議論するのも特徴」だ。
 会社にとって人は貴重な資源のはず。なのに壊された側は脱落し、壊した側は悪びれもせず出世する。この理不尽さがもたらすものとは。続きは三月六日の次回で。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/201702/CK2017022702000152.html

教員採用試験へ、非正規教員ら勉強会 現役教諭が予備校並み指導

 2017年6月19日のニュースに「採用試験へ、非正規教員ら勉強会 現役教諭が予備校並み指導」というのがあった。
 どういう基準で教員は採用されているのでしょうね???講師をやっていて指導力が素晴らしいのに、なかなか採用されない方もいる・・・指導力がないのに採用されており、現場で困っている場合もある・・・???!!!
 テストができるだけの教師じゃあ、現場も保護者も困るでしょう!!!
集団面接の練習をする講師たち。面接官役の教諭らの指摘を熱心にメモする姿も見られた=近江八幡市鷹飼町の県婦人会館で
 来月に迫る県の教員採用試験に向け、学校現場で働く非正規教員らを対象にした勉強会が開かれている。現役教諭らが、小論文や面接を指導。予備校並みのサポートが受け、非正規教員だけでなく大学生らにも口コミで広まり、受験生の駆け込み寺となっている。
 勉強会が始まったのは二〇〇一年。県内の学校に勤務する講師らが、日ごろの悩みを話し合うサークル「県臨時教職員の会」(通称・かいつぶりの会)活動の一環で、試験勉強を通じて、現場で生かせる教師としての力量を高めることを目的に開いている。これまでに千人以上が参加し、約三百人が合格を果たした。
 勉強会は、四~八月は月一回、九~三月は二、三カ月に一回程度開催。現役教諭らが、面接の練習や小論文の添削などに当たる。教諭らはボランティアで参加し、中には“卒業生”も後輩たちのために指導を買って出る。
 六月四日、近江八幡市鷹飼町の県婦人会館。小中高校、特別支援学校の教諭を目指す約六十人が集まった。参加者は志望校種ごとに分かれ、集団討論を練習。高校教諭を目指すグループは、面接官役の教諭らの前に七人ずつ横一列に並んだ。
 「特別活動の文化祭、体育祭を通じて何を育成したいと考えますか」
 教諭らからテーマが発表された。真剣な表情で考える七人。一瞬間を置き、一人が口火を切ると、次々に意見を出し始めた。
 「私は特別活動から協調性と表現力をつけさせたいです」「協調性も大事ですが、自らが動くことも生徒に身に付けさせたいです」
 十五分間の議論に、じっと耳を傾ける教諭ら。気になるところがあると、手元の採点表にチェックしていく。終了後、講評を始めた。
 「声が小さいので、口をちゃんと動かしてしゃべりましょう」「リーダーシップや達成感をつけさせたいと言っても具体例がない」
 指摘は細かく手厳しい。七人はうなずきながら、時にはノートにメモする姿も。参加者の中には、学生もいたが、八割は現場で働く講師たちだ。
 特別支援学校に勤務する四十代の男性講師は、今回で受験は十回を超える。講師は「試験勉強にかける時間も限られ、何度も試験に落ちると、自分を否定されているような思いになる。早く仕事に集中するため、今年は合格したい」と意気込みを見せた。
 勉強会の発起人の一人で草津養護学校の野邑知史(さとし)教諭(45)は、参加者のうち、合格者は年二、三割しかない現状に触れ、「現行の試験は、不合格者をつくり出すシステム。どんなに熱意を持っている人でも、合格人数は決まっている」と指摘。「もし不合格になったとしても、不適格でもない。教師としての歩みを合格、不合格で振り回されないでほしい」とエールを送った。
◆一部非正規教員、優遇する制度も
 県教委によると、昨年度実施した教員採用試験の合格者は484人。このうち、講師ら非正規教員がどのぐらいを占めるのか、把握できていないという。
 試験では、同一校種で3年以上の常勤講師の経験者や、県教委に任用された臨時講師で1次選考の合格者(過去2年間)に対し、1次選考の一部を免除するなど、非正規教員を優遇する制度もある。
 本年度の1次選考の筆記試験は7月8日、面接は15、16日に行われる。
 (浅井弘美)

http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20170619/CK2017061902000006.html

学力アップは毎日の朝ご飯から 脳が働く献立工夫を

 2017年6月9日の朝刊より、「学力アップは毎日の朝ご飯から 脳が働く献立工夫を」の引用!
 六月は食育月間。食事の基本といえば、まずは三食きちんと食べること。専門家によると朝食は脳の働きを大きく左右し、文部科学省の調査でも朝食を食べる子どもほど学力も高い。そこで、考えてみた。脳の働きをよくする朝ご飯って、どんなメニュー?
 毎朝六時。愛知県あま市の中学一年生、品川紗羅さん(12)は、両親と三人で食卓を囲む。並ぶのは、納豆とオクラのあえ物、旬のスナップエンドウの炒め物など和のおかずとみそ汁、ご飯、ヨーグルト。
 「朝ご飯は眠くても疲れていても絶対に食べる」と紗羅さん。野菜はあまり好きではないというが、母親で管理栄養士の舞さん(45)は「栄養価の高い小松菜にチーズを加えて臭いを抑えるなど、朝からたっぷり食べてくれるよう工夫しています」と言う。
 紗羅さんは昨年、愛知県教育委員会の朝食献立コンテストで、応募した小学五、六年生約一万人から最優秀賞に選ばれた。地元野菜の小松菜入りの焼きおにぎりなどのメニューを考え、最終審査では自分で調理。手軽に作れて栄養バランスに優れている点などが評価された。県は小学生の朝食欠食割合(五年生)を、二〇一五年の1・8%から二〇年までにゼロにする目標を掲げており、コンテストもその一環だ。

 文科省も毎年、全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)で朝食が学力に及ぼす影響を調査している。昨年四月実施のテストでは、小六の算数Aで「毎日食べる」の平均正答率が79・2%だったのに対し、「全く食べない」は60・1%、中三の数学Aでは「毎日食べる」が64・9%、「全く食べない」は45・8%だった=グラフ。
 「朝食を食べないと脳がガス欠状態で本来の80%ほどの力しか出せず、積み重なると学力低下につながる」。本紙で隔週水曜日に「脳トレで頭すっきり」を連載する東北大加齢医学研究所の川島隆太教授は指摘する。
 さて、脳の働きをよくする朝食とは、どんなメニューだろうか。脳のエネルギー源とされるブドウ糖は、ご飯やパンなどの炭水化物に含まれる。しかし「おにぎりや菓子パンだけではだめ」と川島教授。脳がブドウ糖を有効に使うためには、豆類に多く含まれる必須アミノ酸の「リジン」と「ビタミンB群」を組み合わせることが重要だ。
 リジンは納豆や豆腐、卵黄や乳製品などに、ビタミンB群は豚肉にそれぞれ含まれる。川島教授が例として薦めるのは「ご飯と豚汁、サラダ、納豆」。ご飯の方がパンよりブドウ糖の血中濃度が長く保たれるという。前の晩のおかずを残しておいたり、作り置きしておけば負担も少ない。
・東北大加齢医学研究所の川島隆太教授が薦める「ご飯、豚汁、サラダ、納豆」の朝ご飯
 共働き家庭が増え、低年齢の子どもの半数が朝食を一人で食べているという調査結果もある。川島教授は「家族と一緒に食べると、子どもの学習意欲が上がる。朝こそ、家族で食卓を囲んでほしい」と話す。
 (細川暁子)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/201706/CK2017060902000196.html

学校で先生が教える部活はなくなるか?

 「自己肯定感を高め、自らの手で未来を切り拓く子供を育む教育の実現に向けた、学校、家庭、地域の教育力の向上(第十次提言)」)(平成29年6月1日)
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kyouikusaisei/pdf/dai10_1.pdf
 教員の多忙化の原因として部活指導が問題となっている。政府の教育再生実行会議が6月にまとめた第10次提言では、「持続可能な運営体制の整備が可能となるよう、改革を進める」と明記された。
 議員立法で「地域スポーツ活性化法案(仮称)」として国会提出を目指している。
 指導を行う人材は、一定の指導力を担保するため、国が「スポーツ専門指導員(仮称)」という国家資格を創設し、認定を受けることとする。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170601-00000007-wordleaf-soci
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ニャン太郎

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