『発達障害白書』2010年度版

 日本発達障害福祉連盟編(・全日本手をつなぐ育成会・全日本特別支援教育研究連盟・日本発達障害学会)『発達障害白書』2010年度版から、その一部を引用しました。
『発達障害白書2010年版』における『発達障害』の表記と定義の統一について

表記:発達障害に統一いたします。「発達障碍」および「発達障がい」は用いません。

定義:従来から用いられてきた歴史的かつ包括的な発達概念をその定義とします。
 発達障害(Developmental Disabilities)という用語は、1963年に米国の法律用語として誕生し、わが国には1970年代初頭に紹介されています。日本精神薄弱研究協会(当時)が1979年に機関誌名を「発達障害研究」と定め、1992年に「日本発達障害学会」と改称したことでお分かりのように、知的障害(精神遅滞)をモデルにその概念を形成してきました。専門家および臨床家の永年の議論を経て、知的障害と同様の支援が必要、中途障害とは異なり、より多くの支援が必要、そして一生涯の支援が必要な状態と理解されています。発達障害は、知的障害を含む包括的な概念であります。すなわち、知的(発達)障害、脳性麻痺などの生得的な運動発達障害(身体障害)、自閉症、アスペルガー症候群を含む広汎性発達障害、注意欠陥多動性障害(多動性障害)およびその関連障害、学習障害、発達性協調運動障害、発達性言語障害、てんかんなどを主体とし、視覚障害、聴覚障害および種々の健康障害(慢性疾患)の発達期に生じる諸問題の一部も含みます。
 なお、発達障害者支援法の「発達障害の定義」は歴史的かつ包括的概念の一部を示しているにすぎません。具体的には、自閉症とその近縁の発達障害にいわゆる軽度発達障害を加えた「発達障害の範囲」と見なします。【傍線 大沼】

スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

ニャン太郎

Author:ニャン太郎
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
COUNTER
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR