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心理検査(4)ITPA言語学習能力診断検査(Illinois Test of Psycholinguistic Abilities)

 ITPA言語学習能力診断検査(Illinois Test of Psycholinguistic Abilities)なるものがある。調べてみた。  第1回ケネディー賞受賞者であるカーク博士らが作成した。その日本版が「ITPA言語学習能力診断検査」として刊行されている。  言語性能力を評価する検査。言語面での遅れがある児童の個別教育計画を作成する上では、必須である。(知的活動の個人内差が、コミュニケーション過程の面からわかる。)  理論的背景 オズグッドのコミュニケーション理論(ことばを何度も繰り返して使っているうちに、その構造や活用を習得するといった帰納的方法による習慣体系)を基にしている。(相反する理論として、チョムスキーの言語学理論【生成文法理論:単なる経験の積み重ねだけでは複雑な言語の習得は不可能である】がある。  特徴を活用するには、「回路」、「過程」、「水準」の3つの次元の結果を比較検討することが必要である。この3つは、端的に言うと次のようになる。  「回路」は、情報が伝達される通路である。聴覚―音声回路と視覚―運動回路を採用。  「過程」は、受容過程(見えるもの聞こえるものを認知し理解する能力)、表現過程(考えたことを言葉や動作で表現する能力)、連合過程(抽象的な概念や言葉を比べたり、結び付けたりして、内的操作する能力)。  「水準」は、表象水準(コミュニケーションのうち、意図的に意味を伝える複雑で高度な水準、自動水準(コミュケーションのうち、習慣化され、あまり意識しなくても反応が自動的に行われる水準)。  人が情報を受け取り、それを解釈して、他の人に伝えるというコミュニケーションに必要な心理的機能を測定。 全体的な発達のレベルを知るだけでなく、「個人内差」を測定するのが特徴で、子どもの発達的様相を多面的にとらえることができる。 LD(学習障害)児やことばの発達に遅れをもつ子どもの診断と治療教育に力を発揮する。  対象:3 歳0 ヵ月~9 歳11 ヵ月 http://www.nichibun.co.jp/book/NBbooks/ISBN4-8210-6332-8.html http://homepage1.nifty.com/june-19/itpa2.htm
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