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心理検査「HTPテスト」

 大学時代、いろいろな検査があることを勉強した。教師になってから、実際にそれを見ることも使うこともなかった。  今の職場に移ってからは、いろいろな検査結果を実際に目にする。  そして、思ったこと:検査は、するだけではダメだ。その検査結果を実際の指導に生かしていくことが大切だ。(例えば、知能検査はレッテル貼りの道具として使われなかったか?データを分析して、実際の指導に生かしていけば、子どもたちが大きく向上する。)  そこで、いろいろな検査の紹介。(以前にも書いたかもしれないが・・・。) 心理検査「HTPテスト」  描画法の画期的な知能検査として「グッドイナフ人物画知能検査」が生まれたが、J.N.バック(J.N.Buck)が1948年に開発した「HTPテスト(House-Tree-Person Test, 家屋‐樹木‐人物画法テスト)」は投影法(projective method)の人格検査(personality test)である。J.N.バックは1937年に9歳の少女の心理臨床を担当したが、その時に少女が描いた絵を元に治療的な対話を交わすという貴重な体験をし、「描画行為」を精神療法や心理アセスメントに何とか応用できないかと考えた。初めはテーマを決めずに自由に絵画を描かせていたが、複数のクライアントの絵を比較検討して評価(査定)する必要性から「家(House)・樹木(Tree)・人物(Person)」を被検者に描かせることにした。バックの実施法ではそれぞれ別の用紙に「家(House)・樹木(Tree)・人物(Person)」を描かせていたが、日本でHTPテストを実施する場合には一枚の用紙の中に全ての対象を描かせることも少なくない。  HTPテストの標準的な実施法では「家→樹木→人物」の順番で被検者に描かせ、その後に「被検者の描いた絵」を元にして質問や会話をして「被検者の言語表現・自由連想」を引き出していくことになる。投影法の一つである描画は飽くまで非言語的なコミュニケーション手段に過ぎないので、絵を描き終わった後には被検者の口から絵についての説明や感想、絵に込められた感情や欲求、不安などを共感的に聴取していかなければならない。HTPテストでは絵に対する質問項目を60項目にまとめていて、その質問項目のことを「PDI(Post Drawing Interrogation)」と呼ぶ。バックは鉛筆でHTPテストの絵画を描かせて、PDIを用いた質問をして被検者の意見や感想を聞いた後に、もう一度カラフルな8色以上のクレヨンを使って「家・樹木・人物」の絵を描かせるようにしていた。8色以上のクレヨンを用いて絵を描いた後にも、もう一度PDIを用いて人格検査の参考になる質問をしていくのである。 http://www5f.biglobe.ne.jp/~mind/knowledge/basic/clinical011.html http://fujikake.jugem.jp/
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