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スカート丈と制服

 『月刊JTU』6月号に「スカート丈と制服」(作家 なだいなだ)という記事が載っていた。  でも、女性がミニスカートは、私服でも行われていますし、ズボンを下げて穿く「腰パン」という現象は、制服でなくても行われていますよね。なだいなだ先生は、これらの事については、どうお考えなのでしょうか?気になります。  現在の女子中高生のスカート丈が、なぜあんなに短いか。インターネットで議論になっている。確かに短い。しかも例外なしに短い。ぼくも日頃そう思っている。  「みんながやっているから」「流行だから」「可愛く見えるから」「マンガの世界の女子高生のスタイルだから」本人に質問すると、そういう答えが返って来るそうだ。それに対して、心理学者や精神科医から、さまざまな解釈が寄せられている。そういうこともアリかな、と思うが、そう難しく考えなくてもいいのではないか。みな、大切な事をつ忘れている。制服という要素だ。  日本は戦後欧米型の教育制度を採用した。男女共学が一般的になったが、まだ、女子だけ、あるいは男子だけの中学高校が残っている。そしてその女子中高校では、制服を強制されているところが多い。制服を強制された者が、それにチョッピリ抵抗する気分になった時、手段として、何が残されているだろうか。考えてみれば分かる。スカートを短くするしかないではないか。それ以外の選択肢があるだろうか。制服の色を変えるわけにはいかないし、あるいは形をかえるわけにもいくまい。  服装が自由化されていたら、こんなに見事な総ミニスカート状態はなかっただろう。1970年ごろ、校門の前で、恐い先生が物差しを持って立っていて、スカートの下の端が地上から35センチ以下でないと、門内に入れなかった。先生たちも流行には勝てない。諦めたのだろう。  話は飛ぶ。近々、封切られるフランス映画がある。タイトルは「パリ20区ぼくらの学校」(原題は『壁の狭間で』)。2年前にカンヌ映画祭で金賞を受賞した作品だ。パリ市内の中では、移民の子弟が多くて、先生たちには、苦労の多い地区の学校が舞台。そこで国語の先生が苦労するという設定になっている。  本題から離れるが、中学校だが、ここには制服はない。そもそもフランスでは制服を見たことがない。みなそれぞれ勝手な格好で学校にやってくる。だが、スカートの女の子がいない。ジーンズ、パンツが多い。今、大人の女性の間で流行の、短めの股引みたいなパンツ姿の子もいる。そもそもスカートの子どもがいないのだから、スカート丈が問題になるわけがない。その代わり、着るものが自分に合うかどうかには強い関心がある。この方が、将来ファッションセンスのいい人間が育つのではないだろうか。
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