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しがみつく

 『月刊JTU』8月号の「なださんのメンタル・スケッチ」より引用。  菅首相が、首相の座にしがみついている、と批判する人がいる。じゃあ、その人たちは、あっさり簡単に、遊びに飽きたおもちゃみたいに、首相の座を放り出す方がいいというのか。ぼくはしがみついて、結構じゃないか、と思う。これまでの鳩山前首相、福田元首相、安倍元首相らが、困難にぶつかって「やーめた」と簡単に放り出したのと比べれば、しがみつく方がいい。  日本のマスコミは、民主主義の中でも、政権が変わるのは、権力争いの結果だということを忘れている。この次の選挙では、政界の再編成が行われざるを得ない。そもそも民主党はすでに2つに割れている。自民党だってすでにいくつにも割れて、現在の姿になっている。そもそも大きな政策目標があって、一緒になっている政党はこれまでなかった。ぼくは自民と民主と、八割方考えが共通していると見ていた。それがこの次の選挙では、自民も民主も解体して、新しい軸の周りに結集する。簡単にいえば、原子力発電に、これからも頼り続けるか、否か、の選択で割れて、選挙は争われるだろうということだ。国の方針の転換をめぐって、選挙が行われるのは、日本ではあまりないことだ。安保改定以来ということになる。  ドイツでは緑の党が地方で躍進するのを見て、保守党ですら、原子力からの脱却の方針を決めた。ドイツはそのために、選挙で対立軸を見つけるのが難しくなった。  菅首相はやめる時が迫って、自分の役割が見えてきたらしい。だから、原子力脱却の足掛かりの法律を、ともかく拙速でいいから、作ってしまおうと考えるのだろう。それまでは、どんなに苦しくても、首相の座にしがみついていなければならない。それが、自分の存在意義だということに、気が付いたのだろう。大震災がなければ、まだまだ気が付かなかっただろうが。  おそらく奥さんにもそういわれたのではないか。かれのところの奥さんは強くて、賢そうだから。それに政治を外側から見られる立場だ。見たところ、かれの周りには、その助言ができそうな人物が見えない。いるとしたら、陰に隠れていて見えないのだろうと思う。奥さん云々は、そこから出てきた推定だ。これは当たるも八卦、程度に聞き流してほしい。ともかく、こう考えれば、菅首相が、首相の座にしがみつくこと、大いに結構という気持ちになるだろう。
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