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大正維新、知ってる?

 月刊『JTU』MAY 2012より、「なださんのメンタル・スケッチ37」の引用♪
 「大本教」とか「出口王仁三郎」って、昔、本で読んだことがあるな。懐かしいな!
 「先生、何を笑っているのですか」
 笑いは質問を誘発する。ぼくが一人でニヤニヤしていると、そう質問された。
 「面白いからですよ」
 「何が面白いのですか?」
 「今、ちょっと維新という言葉を調べ始めたところです。日本には維新のつく言葉がたくさんある。明治維新、大正維新、昭和維新、平成維新、大阪維新。知っていましたか」
 「知らない言葉もありますね」
 「ぼくも、こんなにあるとは思わなかった。これで、維新という言葉が好きな人が、日本にはかなりいるということが分かりますね。明治維新だけが、あとから歴史家によって付けられた名前。それ以外は自分たちで、自分たちのやろうとしていることにつけた名前」
 「あっ、そうなんだ。あのう、大正維新は初めて聞く名前ですが」
 「政府によって徹底的に弾圧された運動だったから。政府は国民の記憶から、事件そのものまで消し去ったのですね。面白い」
 「それではほとんどの人が知らない」
 「中心になったのが大本教という当時の新興宗教です。指導者出口王仁三郎」
 「大本教なら知っています」
 「本当に知っているかな。名前だけじゃない」
 「大弾圧を受けるのでしょう」
 「後で、です。最初の弾圧では、王仁三郎はすぐ仮釈放されて、満州に行く。そこで馬賊・・・ああ、懐かしい名前、でも今は死語。ともかく馬賊と仲良くなり、その地のラマ教との提携を考える。かれは世界の宗教の融合を考えていたみたいだ。日本に帰ってきたのちも、信者は増え、右翼や陸海軍人が、多数信者になった。大本教の世直しの考えに影響されて、昭和維新的な考えが、軍人信徒の間に広がる。そこで危険視されて、徹底的弾圧」
 「そうだったのですか。でも、もう過去のことでしょう」
 「かもしれない。でも、面白い。その大正維新の運動に参加したのが、若い頃の、谷口雅春、岡田茂吉。谷口は対立して国家と協力する『生長の家』を作る。岡田は熱海に本拠のある『世界救世教』を作る。人のつながりの面白さ。面白がっていると、いろんな勉強が出来ますよ。大本という名前まで面白くなる」
 「なるほど大本だ」
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