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野中流!学級経営&授業術(8)備品が壊されたり、物がなくなったりすることが多い

 明治図書より、メール。今号(11月第3週号)は、野中流!学級経営&授業術、研究会情報をお届けします!初任者指導のエキスパート、野中信行先生が、新卒や若手教師のつまずきやすい事例や悩みを徹底解決!
「備品が壊されたり、物がなくなったりすることが多い」つまずき場面
 学校の備品が壊されたり、クラスで使っている物がなくなったりすることが多くなりました。対処方法を教えてください。
1 考えられるつまずきの原因
 これは大変ですね。11月の段階でこのような状況が多くなるというのは、かなりクラスが深刻になっているということが予想されます。先生も、疲れ果てておられるのではないでしょうか。
 クラスが荒れるというのは、次のような段階を踏んでいきます。
レベル1 「ほころびの状態」
レベル2 「すでに崩れかかっている状態」
レベル3 「荒れてしまっている状態」
レベル4 「騒乱状態」
 学校の備品が壊されたり、クラスの備品がなくなったりする状態は、すでにレベル4の「騒乱状態」で頻発する事態です。
 率直に指摘しますが、今対処できることはかなり限られてきているということになります。 
2 対応法
その1 自分一人で何とかしようとしてはいけない
 もう先生一人で何とかできる段階を越えています。管理職と相談し、できればクラスを持っていない先生にT・Tでついてもらうことが必要かもしれません。
 絶対に、自分一人で何とかしようと考えてはいけません。周りの先生たちに助けてもらわなければいけないのです。
 それでもこの「学校の備品が壊され、クラスの備品がなくなる事態」は放置されることではありません。
 いじめが犯罪であるように、この事態も犯罪です。とにかく許せないということを子供たちに伝えなければいけません。そして、壊されたところはすぐに修復し、クラスの備品もきちんとした管理をしなければいけません。
その2 時間を守り、教室を整頓し、元気に振る舞う
 ここでよく先生たちは、学級会を開いたり、子供たちに本音で語らせたり、……さまざまな手立てを取ろうとされます。しかし、それらはほとんど問題を混乱させていくだけに終わってしまいます。じたばたしてはだめです。
 できることは3つです。3つだけと言えるかもしれません。
1つ目は、クラスの時間をきちんと守ること。
2つ目は、教室をいつもきれいな状態に保っていくこと。
3つ目は、先生からどんどん挨拶や言葉かけをして、元気に振る舞うこと。
 1つ目は、決まっている時間通りに進めていくことです。朝の会、終わりの会を短く簡単にすること。授業は時間通りに進め、始めと終わりをきちんと守ること。そのようにできるだけがんばることです。
 2つ目は、教室は荒れ放題になる恐れがありますので、きちんと整頓していくことを心がけて下さい。
 3つ目が大変です。先生は多分いつも怖い顔をしておられるかもしれません。ここが勝負です。元気に振る舞ってください。そういう先生に助けられる子供たちがきっといるのですから。
3 今回のポイント
 「時間を守り、教室を整頓して、元気に振る舞うこと」が、大変なクラスを凌いでいく方法です。
野中 信行(のなか のぶゆき)
1947年 佐賀県生まれ。
1971年 佐賀大学教育学部卒業。
 37年間横浜市立小学校教諭として過ごし、その後3年間初任者指導の仕事をする。主な著書に『新卒教師時代を生き抜く心得術60』、『新卒教師時代を生き抜く学級づくり3原則』(単著)、『新卒教師時代を生き抜く“2W”仕事術』(編)などがある。

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