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『世界的な脳神経外科の証言 発達障害を改善するメカニズムがわかった!』鈴木昭平、篠浦伸禎(コスモ21)1400円+税


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*鈴木昭平
 エジソン・アイシュタインスクール協会代表
*篠浦伸禎
 医学博士・脳神経外科医

子どもの「プレゼン力」磨くコツ 自己紹介、自分の言葉で

 2019年1月18日の朝刊より、「子どもの「プレゼン力」磨くコツ 自己紹介、自分の言葉で」の引用!
 「自分はどういう人か」ということを、誰かに伝えることは案外、難しい。何をどう話せば、相手に正しく伝わり、好感をもってもらえるのだろう。子どものころから「プレゼン力」を身に付ける方法を学ぶ催しを訪ねて、コツを探った。
◆楽しんで伝えよう
 「僕はなんと、年長さんのときから空手をしています」。名古屋市千種区の小学六年生、菅沼智城(ともくに)君(12)が円形のステージに立ち、少しはにかみながら自己紹介する。すると、主催者で声優などを養成する専門学校非常勤講師の梶田香織さん(48)が、アドバイスを送る。「自分が『楽しい』と思って話したら、どんどんいい空気が生まれ、聞いている人を楽しい気持ちにさせられるよ」
 昨年末に同市内で開かれた「全国子どもプレゼン大会」の一コマだ。参加した子どもたちは午後、集合し、自分が伝えたいことを夕方までじっくり考えて練習し、その成果を発表。菅沼君も「空手の魅力を分かってもらいたいけど、どう話せば伝わるかな」と頭をひねって考えた。最初は、聞き手の注意を引こうと「なんと」の部分を大きな声で言っていたが、一番伝えたいことは「『年長さんから』の部分」と指摘され、強調する部分を変えるなど工夫した。
◆単語で把握しよう
 プレゼンを成功させるには、自分で内容を考え、言葉を選んで構成するのが重要。この日は、スケッチブックにまずは伝えたいことを単語で書き、裏に補足説明を書いて組み立てた。
 例えば表に「ロボット」、裏に「自宅に掃除用ロボットがきた」と書き、「僕はロボットに興味があります。家族が買った掃除用ロボットを使ってみて興味が湧きました」と、紙芝居のように話してみる。参加者同士で聞き合い、分かりやすいかどうかをチェックし合う。梶田さんは「言いたいことを単語で把握しておくと、自分の言葉で伝えられるようになる。文章を暗記し、思い出しながら話すより相手に思いが伝わる」と話す。
 梶田さんは、テレビやラジオなどのナレーターをしながら、十年前から後進やタレントを養成する専門学校や話し方講座などで教えている。大会は、三年ほど前からで今回が四回目。知人が経営する学習塾の中学三年男子から、高校受験の面接について相談されたのがきっかけだったが、以前から表情が乏しかったり、きちんと話せなかったりする子どもが増えていると感じていた。「学習面だけでなく、自分のことをプレゼンする方法を教える必要性を感じた」
 最近は、インターネットの動画サイトなどに自分が話している姿を投稿する子どもも多い。大会前の練習では、発声や滑舌良く話すトレーニングをするほか、実際にカメラで自分を写し、モニターを見ながら話す方法も学ぶ。
 子どもの動画投稿には是非があるが、実際には投稿しない場合でも、梶田さんは「間違えてもいいので、自分の言葉で思いを伝えることが大切。身に付けたテクニックは社会に出てからも使える」と話している。
◆乳幼児期から環境づくりを
 子どもが自分の思いをきちんと伝えられるようになるのに、名古屋短期大保育科准教授で保育カウンセラーの山下直樹さん(47)は、乳幼児期に「伝えたい」という思いを育てることの重要性を説く。「周囲の大人は育ちを見守り、子どもが安心して話ができる環境を整え、関心の芽を育てて」と呼び掛ける。
 小学校低学年は、乳幼児期に培った力を土台に経験を積み重ねていく時期。高学年からが「自分の気持ちを言葉で表現できるように、練習を始めるのに適している」と分析する。
 コミュニケーションの基本は大人が話をきちんと聞き、要領を得ない場合でも「『何が言いたいの?』などと途中で遮らず、最後までうなずきながら聞くことで力が伸びていく」と話している。
 (花井康子)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/201901/CK2019011802000193.html

「伝わる話し方」プロが授業

 2019年1月11日の朝刊に「伝わる話し方 小中生も “否定的な言葉控えて”“大人も一緒に練習を”」の引用。
発音や表現 子どもらに伝授◇
 学校で、子ども同士が考えを伝え合ったり、調べたことを大勢の前で発表したりする機会がますます増えている。自分の思いを相手に伝えるには、どんな話し方をすればいいのか。「伝えるプロ」のアナウンサーが、小中学生に声の出し方や表現のノウハウについて授業をしていると聞き、訪ねてみた。 (小林由比)

「伝わる話し方を身につけるには・・・」

0強調したい時は「間」「速さ」「大きさ」などに注意
・五十音のすべてを頭からしっかり発音
・体も顔も準備体操でほぐして表情をやわらかく
・自分の声をよく聞こう。周りの人にも聞いてもらおう
・声は前にポーンと飛ばすイメージで
・腹式呼吸を身につけよう
体をほぐせば口もよく動く
 「一番大切なのは、どういう音を使えば言葉が届くのかなということ。まねしてやってみてください」。昨年十二月、横浜市立上郷(かみごう)小学校の六年生たちを前に、アナウンサーの常世(とこよ)晶子さんと茂木(もぎ)亜希子さんがこう呼びかけた。
 まずは準備運動。「体が固まっていると声が出ませんよ」。手足をブラブラさせたり、体全体を上下に大きく伸び縮みさせたりして軽くジャンプも。次は顔。「あー」「いー」と順に言いながら、大げさなくらい顔の筋肉を動かす。顔がほぐれると表情が生き生きして口も動かしやすくなる。
 大人は子どもたちに「大きな声で」と言いがち。ただ「喉が開いていない状態で大声を出すとガラガラ声になり、喉を痛めることにもなります」と常世さん。腹式呼吸も重要だ。
 遠くまで届く「のびのび声」をイメージしてもらうため、例えたのは「温かいお風呂に入ってリラックスしながら響かせる声」だ。その上で、五十音の発声練習では、一つ一つを頭からしっかり発音し、「声を遠くに飛ばすイメージで」と伝えた。
意味をとらえ 楽しんで練習
 「声」の準備が整ったら、いよいよ「言葉」の伝え方だ。「リースに ローソク クリスマス」-。短い文だが、ろうそくの光が揺れる暖かな部屋で、プレゼントを楽しみに待つ気持ちを想像しながら読む。茂木さんは児童らに「ただ文字を読むのではなく想像できる人が、一番上手に伝えられるよ」と語りかけた。
 強調したい言葉がある場合、その前に少し間を空けて、その言葉を「ゆっくり、大きく、高い声で」がポイントだ。また発表や文章読みを上達させるには、句読点にかかわらず、意味をとらえて区切る▽不必要に語尾を伸ばさない▽周りの人に聞いてもらってクセなどを指摘してもらう-などを意識すると良いという。
 授業後、「自分で文章の意味や、どこを強調したいかを考えて間を取ると良いことが分かった」と下斗米(しもとまい)耕陽さん。加藤愛捺(あいな)さんは「気持ちを込めて、トーンを変えて読むだけで、伝わり方ががらっと変わることが分かった」と話した。
 常世さんは「『声が聞こえない』『よく分からない』などと否定的なことを言われたために、積極的に伝えられなくなる子どももいる。まずは声を出して伝えることを楽しいと感じられればOK。子どもとかかわる大人も一緒に練習しながら声掛けしてあげて」とアドバイスする。
◆全国で100人が活動
 常世さんと茂木さんが共同代表を務める「こどもアナウンス発声協会」は2017年5月に設立。「子どもたちに正しい発声や伝わる話し方を知ってほしい」と、アナウンサーやナレーターら約100人が全国で活動している。昨年11月には「こどもアナウンスブック」(子どもの未来社)も出版した。詳しくは同協会のホームページで。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/201901/CK2019011102000192.html

「ディスレクシアと合理的配慮」第16回「評価」

 『内外教育』2018年12月28日の「ディスレクシアと合理的配慮」第16回「評価」の引用。
 「合理的な配慮」は、その配慮をすることによって、対象の児童生徒の困難が軽減され、本来の力を十分に発揮できるように実施するものであり、げたを履かせるということではない。その対応がその個人のディスレクシアの程度や表れ方にとって「合理的」であることが分かって、それを施すのなら、評価にも反映することが妥当である。文部科学省から出ている「対応指針」も、普段教室の中で実施している配慮の数々を実施した上で評価をするように明記してある。
 考えられる配慮は次の通りである。
 「日ごろの課題」 国語の音読はすらすらと抑揚を込めて読めるのが理想だろうが、そこのところができないのがディスレクシアである。このため、音で3回聞いてきたら「良し」とする。また、漢字の習得について、止め、はね、はらい、書き順などができなかったとしても減点しない、書けなくても選択できればよい。
 「宿題」 データで与え、PCで回答をしてきたとしても評価をする。量や質の調整をした場合も同様である。業者が用意するドリルなどではすでにデータで提供が始まっているものもあるので活用したい。
 「小テスト」 振り返りのテストをする場合も選択問題、口頭試問にして分かっていれば評価した上で次の単元に進めるようにしたい。
 「作文」 授業中に作文ができればいいが、ディスレクシアの場合、言いたいことの5分の1くらいしか手書きの文字では表現できない場合がある。ICT(情報通信技術)の使用はもちろんのこと、学校内でできるのなら少しの時間をとって聞き取り、付箋などに支援者が書き写し、その後で文章にしたものを書き写す方法なども評価する。
 「ノート提出」 試験の記述式で点が取れないディスレクシアに対して手書きノート提出で評価するという一県「合理的」に見える対応があるが、実は本人にとって「過度の負担」となっている場合を多く見る。プリントを貼る、写真で撮ってそれをまとめるなどの方法が考えられる。
 「期末の試験」 普段の授業や宿題、小テストで本人のできることと困難なことの間のギャップを埋めるために行っている「合理的な配慮」をそのまま当てはめる。読み上げ、読みやすい工夫(文字のフォントやサイズ、紙の色、文字の色、問題と回答欄が分かりやすいように変更する)、時間の延長などがある。
 多くの科目を1日でこなす場合、時間延長で1科目目は点数が上がるが、3科目目くらいになると延長した分疲労するので、半分くらいしか得点できなくなることも実証されている。また、課目や試験問題、回答方法によってそれほど時間をかけずに回答できる場合もある。
 ICTの使用もしかりである。日ごろ使用しているICTを期末試験などでどのように使うのかを事前に検討しておく必要が出てくる。問題と回答欄を答えやすいように工夫するとクラス全体の点数が上がることも分かっている。
 日ごろ教室内で行っている配慮をした上での評価を内申書にも反映することで、初めて高校や大学受験、また次の学校での変更や調整につながるのでぜひ実践してほしい。
(藤堂栄子=認定NPO法人エッジ会長)

ADHD(注意欠如・多動症)と学校生活―当事者の視点から③

(前回からのつづき)
支援者として当事者と関わって
 現在では支援者として、成人期のADHDの方と関わらせていただいています。ほとんどの方が私と同様に、成人になって初めてADHDと診断されています。そうした方々の多くは、学生時代は本人の努力で何とか乗り切ってきたものの、社会人になってから職場での業務や人間関係などで行き詰ったことがきっかけで受診されています。お話をうかがうと、やはり学生時代からADHDの症状に由来する学習上の困難や、学校生活でのストレスに晒された経験をお持ちの方が多くいらっしゃいます。そして、かつての私と同じように、症状に由来する問題を「本人の努力不足」と評価され、また自分でもそう思い込んで自分を責めた経験をお持ちです。そして自分で何とか状況を変えようと努力したものの上手くいかず、それがさらなる失敗体験となって自信を失い、必要以上に自分を悪く評価している方が少なくありません。
 もちろん親や先生は、「本人のため」と思って厳しく指導するのですが、それが「努力の問題」「しつけの問題」などという誤解に基づいていた場合、その「しつけ」が原因で自尊心を低下させ、孤独感や劣等感といった負の感情を育ててしまう結果になることもあるように思います。
教育現場の皆様へ
 教育現場、特に学校という集団世活の場において、ADHDの生徒は対応が難しいことも多いと思います。また、時には問題行動を正すよう、指導しなければならない場面もあると思います。しかし、ADHDの特性を理解しないまま、ただできていないことを非難するだけでは、問題行動はなかなか改善しないだけでなく、その厳しい指導が時として「自尊心の低下」という形で本人を苦しめてしまう、ということをご理解いただきたいと思います。なぜなら、最も症状に悩まされているのは本人であり、少しでも良くしようと人一倍努力しているのも本人だからです。
 先生方には、そんなADHDの子どもの頑張っている姿を、是非評価していただきたいと思います。そして、子どもが感じている学校生活でのつまずきに気づき、「どうしたらできるようになるか、一緒に考える」という視点で接していただくことがとても重要だと思います。
 ADHDは、周囲の正しい理解と支援によって、子どものつまずきを減らし、症状を改善していくことができます。そのためには、保護者や専門の医師だけでなく、先生方をはじめ学校関係者のサポートが不可欠です。ADHDの子ども本人を含め、クラス全員のよりよい学校生活のためにも、ADHDに関する一層の知識と理解を深めていただければ幸いです。
(おわり)

『The English Teachers' Magazine』Janurary 2019
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